赤口に、ランチを射た

 終点下車。駅から職場まで徒歩で移動した。その途中、マ*クに寄る。ここに来るのは久し振りである。店内はそこそこ賑わっていた。レジに足を進め、大きいサイズのコーヒーを買った。受け取りの際に「砂糖とミルクはどうされますか」と訊かれたので、俺は「ください」と答えた。


 コーヒーを飲みながら、第四話「うねる潮流」を読み始めた。竜王の世界侵略は着々と進行しているようだ。その内、東京にも竜頭の騎士が出現して、各地で破壊活動を繰り広げるかも知れない。まったく恐ろしいことだ。読後、窓越しの風景を眺めながら、自作(草小説)の文案を練った。


 午前の仕事が終わった。職員食堂に行かずに、職場近傍のレストランへ向かった。この店の存在はかなり前から知っていたが、実際に入るのは、今日が初めてである。入りざまに「ありもしない食券販売機」を探している自分に気づき、苦笑をもらした。


 三種類の日替わりランチが用意されていた。冷水を運んできてくれたおばちゃんに「A」を注文した。メインは鶏料理。これに小鉢が二つ(和え物と煮物)が付く。なかなかボリュームがある。味つけも悪くない。相当な満足を覚えた。但し、予算を150円オーバーしている。毎日は無理だが、週に一度ぐらいなら許されるのではないか。


 代金を払い、レストランを出た。職場に戻り、休憩室に向かった。室内は無人であった。ブッシュマンの続きを読むつもりだったが、時間がないので断念した。仮眠後、役人面と入れ替わる形で部屋を去った。〔6日〕


[シンカワメグムさんのコメント]

マ*クのコーヒー。スタ〇様と比べればアレですが、美味しくなりましたよね。

マ*クに限らず、コンビニのコーヒーも本格的になりましたね~

昔は風味が抜けきったコーヒーが多かったですが、企業努力ですな~

それだけコーヒー好きが増えたという事ですな~コーヒー好きには嬉しい限り。


レストラン。おお豪華ですな~メインは鶏料理。メイン!社食の紹介時には

あまり見ない表現ですな!(笑) やっぱり美味しいと割高でしたか…(;_;)

でもたまに自分も、ささやかながら自分へのご褒美をあげております。

こうでもしないと、永遠にテンションが低いままなのです~!( ;∀;)


ありもしない食券販売機。もう社食の食券のボタンは体の一部に…(´Д⊂ヽ

実はものすごい愛着を持っていたり…しない…?うん。しないですか~(笑)

食券のシステムは画期的ですよね。問題は中身か~…企業努力に期待ですな~

レストラン並みのメニューの改善を!…うん?無理…?やっぱり無理か~…(笑)


[闇塚の返信]

コーヒーは良いのですが、食べたいものがなくて困ります(苦笑)。店内は近所のおっちゃん、おばちゃんたち(だと思われる)の一大社交場と化しております。


まともな平日ランチを食べるのは久々のことです。俺の予算は超えていますが、世間的には良心的な価格だと思います。また行きたいですね。


便利な機械だと思います。以前は現金を投入していましたが、買物カードの登場以後、更に楽になりました。料理の質は下降気味ですけど。(苦笑)

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