大安に、道楽を射た

 DSの電源を切った。気がつくと、雪はやんでいた。台所に行き、電気ケトルを作動させた。沸き立ての湯で、ほうじ茶を淹れた。井村屋の煮小豆どら焼(小サイズ)を食べながら、熱いやつを飲んだ。


 食後、愛機を起動させた。メクるを呼び出した。シンカワさんに頂戴したコメントに返信を送った。その後、ブログを一枚投稿した。休憩後、二の丸の編集を始めた。679次元「闇の名優」を投稿した。

 シャットダウン確認後、身支度を整えた。部屋の外に出ると、冷気が押し寄せてきた。さすがに寒い。やんでいた雪が、再び降り出していた。


 帰宅後に書くつもりの「SLIME 2」の文案を練りながら、近所のスーパーを目指した。降雪の影響だろうか、店内は空いていた。惣菜売場に足を進めてみると、早くも割引セールが始まっていた。惣菜二品と弁当を篭に入れた。その後、鮮魚(刺身)売場に行った。食べたいと思うものはなかった。


 家に戻り、明日の支度をやった。ロフトに行き、日課を済ませた。浴室に行き、温水を浴びた。髪を洗い、髭を剃った。体を拭き、衣類を身に着けた。その後、湯を沸かし、即席コーヒーを淹れた。スーパーで買ってきた菓子パンを食べながら、熱いやつを飲んだ。あまり美味しくなかった。


 食後、練り立ての「SLIME 2」を書き始めた。俺にしては珍しく、サクサクと筆が進んでくれた。現実と虚構のミックスに関しては、多少やり慣れているからだろう。内容や水準はさておき、俺自身は相当楽しめた。本職ならアウトだが、創作は純然たる趣味である。だから、これで良いのだ。〔9日〕

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