大安に、養殖魚を射た
開店と同時にカフェに入った。カウンター席に陣取り、ジャムサンドを食べた。ビルとビルの間を太陽が昇る光景が窓越しに見えた。魔都に本格的な朝が訪れようとしていた。コーヒーを飲みながら、乱風編収録の「下北半島おののき旅」を読んだ。
カフェを出て、職場を目指した。歩きながら、ラジオの情報番組を聴いた。今日の話題は「とろみ追加機能付き自動販売機について」であった。
午前の仕事が終わった。職員食堂に行き、Bランチの食券を買った。今日のBは「ブリの照り焼き」であった。自宅近傍のスーパーに行くと、養殖ブリの刺身が売っている。酒肴候補として、かなり有力である。
この照り焼きもやはり養殖ブリなのだろう。まさか、食堂のおばちゃんが海に乗り出し、天然ブリを獲ってくることはあるまい。養殖ブリは脂がのっているので、刺身よりも、焼き料理に向いているかも知れない。
食後、茶碗一杯分の水を補給した。休憩室に行き、おおのき旅を読了した。恐山菩提寺のミニルポが特に面白かった。入り口付近で販売されている「合掌霊場アイス」が写真付きで紹介されていた。ヨモギとブルベリーの2種類があるようだ。約十分の仮眠後、午後の仕事へ向かった。〔29日〕
[Quinもわさんのコメント]
ブリとかは調理するのが楽だったりします(捨てるとこがあまりない)
火を通しすぎると脂が抜けきってしまう事もあるので、けっこう微調整難しいですね(タチウオなんかもその部類)
[闇塚の返信]
アラで作るブリ大根が好きです。酒肴に最適だし、惣菜にもなります。
そのあたりに、調理者の腕と感覚が求められますね。料理もやっぱりセンスかなあ。ある人にはある。ない人にはない。俺にはない(苦笑)。
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