第19話
ベイス「お?…え?」ベイスの鉄槌は勢いよく振られたが振り下ろせず途中で止まる
トラウ「なんだよ…」トラウが片手で受け止めそこからピクリとも動かない
男性「まじかよ…」周囲がどよめき、ベイスが尻餅を着き鉄槌が床に落ち、床に穴を開ける
コウキ(うーわ…やっちまったよ…)
コウキ「こい、出るぞ…!」トラウを引っ張ってギルドから出る二人
トラウ「なんだよ…」道中、簡単な飯を買って部屋へ帰る二人
コウキ「はぁ…ギルドで目立ったよ…」
トラウ「モグモグ…」落胆するコウキを眺めながらのんびりパンを食べるトラウ
コウキ「呑気に食ってる場合か!ギルド入れなくなったらどうするんだよ!」
トラウ「あれは俺悪くねえだろ」
コウキ「いや…トラウ、おまえが悪い」
トラウ「なんでだよ!」
コウキ「新しい場所じゃああいう事はあるもんなんだよ、挨拶みたいなもんだ」
トラウ「オグスのおばちゃんの時はなかったろ?」
コウキ「いやお前、あの感じのおばさんが酒を片手に絡んできたら嫌だろ…」
トラウ「まあ、それはすげーヤだな」
コウキ「とにかく!明日ギルドカード貰いに行くけどもああいうのは無しな!」
トラウ「いやでもよ!」
コウキ「無しな…?」トラウを威圧するコウキ
トラウ「わーった!わーったよ!」
コウキ「じゃあ今日は寝るか…すげー疲れた…」
コウキ「この疲れの四分の三はおまえのせいだよ…」
トラウ「気のせいだろ」
コウキ「早く寝ろ!」
トラウ「へいへい」二人が眠りにつく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます