第3話 Highly Sensitive Person

目を覚ますといつも夜だ


そこから私の1日は始まる


誰かとあいさつを交わす

綺麗に咲いてる花を見る

気持ちのいい日差しを浴びる


その瞬間、私の世界は晴れ晴れとした光を帯びていく


誰かの傷を見る

凶器を身に受ける

痛ましい状況に遭う


そうすると私の世界には闇の中で炎が燃え上がり、

独りぼっちになる


それでも誰かが1日の終わりに話を聞いてくれたら、

私の世界は穏やかになる


みんなが辛さを持っている

みんなが幸せに気付く才能を持っている

みんなが死を怖がり、未来を求めている


誰もが1人の世界だけど、

みんな独りじゃない


周りにはたくさんの人がいる

繋がるきっかけなんてホントは些細なことのはず


あとは繋がろうとする勇気こそ必要なんだ


切れた時を考えると誰かと繋がることは怖い

それでも、今が変わらないと何も得られずに失うだけ


だから私は夜を怖いとは思わない


毎日晴れはやってくる

毎日夜や嵐は来るかもしれないけど

毎日は心を晴れにしれくれる出来事で溢れてる


今が暗くて辛くても

未来がどうなるかは分からない


だからこそ踏み出したいと思う

だからこそ誰かと繋がって生きていたい

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