第4話 職場見学開始、彼の軌跡を描く

 職場見学の当日となった。集合場所である劇場に行く。午前中は職場見学の為に貸し切りだそうだ。劇場に入ると今から見学が始まるみたいだ。8歳程の子供が10人おり、教師である彼女の周りに集まっている。ちょうど支配人からの挨拶が終わったようだ。

「やあ、職場見学はうまくいきそうか?」

「あら、アルドさん!こんにちは。みんな、この方が劇場を紹介してくれたアルドさんよ。」

「はは。みんな、職場見学を楽しんできてくれよな。」

 次々と生徒達からお礼の言葉を言われる。生徒たちの喜ぶ顔を見れて良かった。

「皆さん、はじめに劇場のエントランスで活躍するスタッフたちにその仕事を話してもらいましょう。」

 3グループに分かれてそれぞれ話を聞くようだ。

 入口から見て右側には清掃スタッフがおり、話をしている。掃除の手順を軽く説明した後に、お客さんの邪魔にならないような清掃の仕方などを実際にみせたりしている。蓋つきの塵取りなど、普段学校では触らない掃除道具に興味を持っている生徒も居る。

 受付にいるスタッフはレジ操作や、座席管理の仕方を話している。計算が得意な子と暗算勝負をしたりして盛り上がっているようだ。

 左側の案内スタッフは生徒達にお客さんとの接し方のコツや、顔の覚え方を話している。暗記のコツから彼の初恋人まで質問されてるが、かわす質問は上手く生徒たちの関心を別に向けてから答えている。

 人と接する機会が多い職場な為か、子供たちの扱いにも慣れてそうだ。ここを職場見学先として提案した事は間違いじゃなかったと確信できた。教師の方を見ると、支配人と話し合っているようだ。今後の進め方だろうか?特別講演の事も知りたいので、そちらの方に向かう。

「支配人、オレは劇の準備をしなくて良いのか?」

「今、呼ぼうと思ってたところだよ。この台本を渡すから、君には中で練習をしてもらう。」

「いつものより少し分厚いな。滅茶苦茶な変更があったりしないよな?」

「ふっふっふ。私はそんな変更なぞしないさ。少々君には刺激的かもしれないがね…。」

 支配人の眼が怪しく光る。教師は少し緊張しているようだ。脚本に目を通そうとする。

「さあ、中に入って練習したまえ。回数は少ないだろうが、君なら他の演者とも上手くできるだろう。」

支配人が急かすように背中を叩く。

「よし、分かった。とにかく中で練習すれば良いんだな!」

「あの…、頑張ってくださいね!」

 教師からエールが送られる。

「ああ、期待しておいてくれ!」

 中に入り、他の演者と顔合わせをする。

「なんで、貴方が!?」

 思わず、そう叫んでしまった。


 スタッフの話が終わり、生徒達は早めの昼食を済ませる。早めになったのは、特別公演前に舞台のセットの観察や、実際に舞台に立つ経験をさせてもらう為だ。中にはアルドさんが居ないことを気にする生徒も居たが、理由は黙っておいた。ちょっとしたサプライズのつもりだ。

 女性人気の高い”人魚姫”の舞台セットや、数少ないホラー作品である”旋律の夜に”、雰囲気がどこか未来的な”クロエファミリーの日常”など様々なセットを見せてくれた。舞台に立った生徒はその景色に興奮したり、緊張したりと反応は様々であった。特別公演への期待も高まっている。見学の時間は終了してしまった。

 生徒と共に客席に座る。演者ではないのに緊張してきた。一般のお客様も続々と席に座る。面白いと思ってくれるだろうか、前向きな気持ちになってくれるだろうか、生徒達にメッセージが伝わってくれるだろうか。不安でいっぱいになる。気付けば公演開始の時刻となっていた。客席も埋まっている。あとはもう託すことしかできないのだ。そして今、幕が開く。


 中に入った瞬間、驚きすぎて死ぬかと思った。思わず大声を上げてしまったし、台本を読む手も震える。普段通りの自分で良いと皆が言うが、緊張が解けるまで時間が掛かってしまった。支配人の言う通り、マンネリ化解消は出来てるがこんな方法とは想像していなかった。

 練習やセリフ合わせもこなし、準備も万端だ。今、始まりのブザーが鳴る。


 演目“ミグランス城の戦い‐剣の足跡‐”

  (銀の楽園のセット)

酒場のマスター「やっぱ、客は来ねえか。オレ以外の店員も帰らせたし店じまいで  

       もするか。って、いらっしゃい。なんか飲んでいくか?」

さすらいの剣士「ああ、マスター。ミルクを貰えるか?ついでに炊き込みご飯も頼

       む。」

酒場のマスター「変な食い合わせだな?はいよ。ミルクと炊き込みご飯だ。」

さすらいの剣士「んっごく、ごくごく、っぷはぁっ。心と体が癒されるような気が 

       するよ。」


  ミルクを飲み干した後、さすらいの剣士は水を頼み、炊き込みご飯に向かう。

  炊き込みご飯の蓋を開ける。湯気が立ち昇り、一気にマハダイの出汁の匂いが

 広がる。熱気と匂いで胃袋が刺激されている上に、口に運ぶとそれらが更に濃く

 なる。濃縮されたマハダイの旨みと白米の甘味、2つの個性が一体化していてる。

 大豆ソースの風味を感じる。恐らくこれが味に統一感や連続性を持たせているの 

 だろう。味は濃いはずなのにしつこくなく、いくらでも食べられるぞ。

  会場から生唾を飲み込む音や腹の音が聞こえたような気がしたが構わずに、台

 本通り出来立ての炊き込みご飯を完食した。


さすらいの剣士「炊き込みご飯もとても旨かったよ。ありがとう。」

酒場のマスター「それは良かった。剣士さん、ユニガンに行くなら辞めときな。魔

       獣が明日には来ちまうらしいしな。」

 剣士はしかめっ面をして腕を組む。

さすらいの剣士「マスターは離れないのか?ここもユニガンではないが、ここも近

       所だろ?」

酒場のマスター「俺はギリギリまで居るつもりさ。少しでも多くの人に旨い食べ

       物、飲み物を提供したいからな。最後の仕事になるかもしれないか

       らな少しでも長く居るつもりさ。」

  マスターが大声で笑う。剣士は依然として腕を組んだままだ。

酒場のマスター「どうかしたのか?」

さすらいの剣士「考え事をしていたんだが、今まとまった所だよ。」

さすらいの剣士「マスター、オレは少し移動する事にするよ。とても美味しかった

       し、また食べにくるよ。ユニガンに鍛冶屋ってあったっけ?」

酒場のマスター「ああ、鍛冶屋は少し西側にあったはずだ。襲撃が終わったらまた

       来てくれよな。」

さすらいの剣士「もちろんだ。」

  さすらいの剣士が酒場を出る。

酒場のマスター「なんで鍛冶屋について聞いたんだ?」


  (暗転後、”名探偵ハウスと消えた瞳”のセット)

鍛冶屋の店主「ふぅ。これで兵士の武具も全てチェックし終えたな。」

さすらいの剣士「お邪魔するよ。」

鍛冶屋の店主「ん?誰だ、もう閉店だぞ。」

さすらいの剣士「閉店後にすまない。少しだけ、この剣を見てくれないか?」

鍛冶屋の店主「見るぐらいなら構わないが…。素材に対して少しツヤが悪いな。相

      当使い込んだんじゃないか?」

さすらいの剣士「確かに長い間、手入れをしてなかったな。」

鍛冶屋の店主「プロが見なきゃ分からねえレベルだ。少し、手入れをしても良い

      か?」

さすらいの剣士「かまわないさ。」

  剣士が周りを見渡す。

さすらいの剣士「兵士の武具も手入れをしているのか?」

鍛冶屋の店主「鍛冶屋は国からの認定が無きゃできねぇからな。兵士の武具だって

      担当するからな。特に俺はユニガンの鍛冶屋だ。ほら、終わったぞ。

      試しに振ってみてくれ。」

  刃の色つやが良くなっている。さすらいの剣士は渡された剣を振るう。しっか 

 りと手になじむ。

さすらいの剣士「ありがとう。剣も喜んでいるよ。」

鍛冶屋の店主「魔獣の襲撃は近いんだ。あんた、気を付けろよ。」

さすらいの剣士「気を付けるようにするよ。店主も気をつけてな。またすぐ、剣の手   

       入れの為に来るよ。」

鍛冶屋の店主「もちろん俺も気を付けるさ。兄ちゃんのみたいに良い剣は俺みたい

      なプロじゃなきゃ整備できないしな。」

  さすらいの剣士はその返事を聞くと安心したように、鍛冶屋を出る。その足は 

 宿屋へと向かっていた。


  (暗転後”名探偵ハウス消えた瞳”のセット)

宿屋の娘「入っていいですよ~。“王国風リゾットの携帯食”、5部隊分できていま

    す!って、貴方じゃないですか。貴方は軍から協力を依頼されていないん

    ですから、避難要請には従った方がいいですよ?」

さすらいの剣士「リンデ方面でご飯を食べてたんだよ。とても美味しかった。」

宿屋の娘「そのまま避難すればいいのに、なんで戻るんですか!貴方といい、宿屋

    評論ユニオンといいなんでここに宿泊しているお客様はなんで避難しない

    んですか~!!」

さすらいの剣士「それだけここの宿屋が好きだってことじゃないか?まあ、オレは

       自分で戦えるっていうのもあるけどな」

宿屋の娘「ああ、貴方はそうでしょうね。」

  娘が呆れるような、落ち込むような姿を見せる。

宿屋の娘「避難命令が出たらさすがに従ってくださいね。従わなくてもこの宿屋か

    ら追い出しますけど。」

  宿屋の娘が予約帳を見る。

宿屋の娘「宿屋評論ユニオンの人数ってなんであんなに多いのかしら?ほぼ全ての

    部屋が埋まったのよ?」

さすらいの剣士「そんなに人数が多いなら早めに避難させて方がいいんじゃないの

       か?」

宿屋の娘「やっぱ、そうかしら。あとで兵士さんにお願いするわ。」

さすらいの剣士「オレはそのまま兵士さんに協力しようかな。」

宿屋の娘「なら、これを持って行って。ベテラン料理長の下、私も手伝った“王国風

    リゾットの携帯食”の予備よ。いざという時に食べて。」

宿屋の娘「あら、ちょうどいいタイミングで兵士さんが来たわ。剣士さんも気を付

    けてね。」

さすらいの剣士「ああ。またここのふかふかベッドで寝させてもらうよ。」

  宿屋の娘と兵士が話をしている。剣士の手伝いも承諾され、最初の仕事として

 宿屋評論ユニオンの避難を手伝った。その後、軍に協力していた人たちも避難を

 行なった。

兵士「ここが衛兵の待機所だ。貴殿は私と一緒に待機してもらう。」


(暗転、”戦慄の夜に”のセット)

さすらいの剣士「2人だけなんだな。」

兵士「他の者は見張りなどに努めている。今は貴重な休息だ。少しだけだが、心を

  落ち着かせてもよい時間だ。」

  兵士の顔はこわばっている。これから来る戦いに備えて決意を固めている表情

 だ。

さすらいの剣士「緊張しているのか…?」

  その言葉で兵士の雰囲気が柔らかくなる。

兵士「はは、バレてしまいましたか。戦いは怖いですよ。私は兵士の中でもそこま

  で手練れではないですしね…。」

さすらいの剣士「意外だな。兵士になった理由を聞いても良いか?」

兵士「私は平和にしたくて兵士を選び、なったのです。今、平和は大きく乱れていま

  す。これを乗り越えても小さな乱れが残るでしょう。私は、そんな小さな乱れも

  ない心から平和だといえる世を作りたいんです。」

さすらいの剣士「いい夢じゃないか。なら、この戦いにしっかり勝たなくちゃな。

       オレにも協力させてくれ。」

兵士「はい!ありがとうございます。」

  和やかな雰囲気は大きな爆発音によって終わりを告げた。魔獣の進行が始まっ

 たのだ。


  (暗転裏にセットは無し、鳴り響く怒号。名前付き演者にのみスポットライトが当たる)

「王様は屋上に居るぞ~!!」「魔獣王と戦っておられる!!」

  魔獣、兵士ともに屋上へと向かっていた。それぞれの王に加勢するためだ。さ

 すらいの剣士と兵士は魔獣を切り倒し、屋上へと向かっていく。

さすらいの剣士「屋上まであとどれぐらいだ!?」

兵士「あと少しです!」

さすらいの剣士「なら、先に行くんだ!」

兵士「一緒に行きましょう!」

さすらいの剣士「追手がそこまで来ている。先に王様を助けてくれ!平和を実現さ

       せるんだろ!?」

兵士「っ、分かりました。必ずきてくださいね。」

さすらいの剣士「すぐに屋上に向かうさ。」

  兵士の背中を守る為、さすらいの剣士は剣を振るう。その剣撃音は一層激しい

 ものだった。


  (暗転裏に“ミグランス城の戦い”のセット。魔獣王はローブ姿の男。魔獣王にのみスポットライト。)

  魔獣王とミグランス王の攻防音が続く。魔獣王の方が優勢なのか、ミグランス

 王が後退している。

魔獣王「愚かなるミグランス王よ。この星を統べるのは、我ら魔獣族こそが相応し

   い。お前の首がこの大いなる狼煙となるのだ。」

 ミグランス王「その言葉は聞き入れられないな。私の首を討ちとり、貴殿はどの

       ような世を望む?」

  大きな斬撃音と共に、魔獣王が飛ばされる。

魔獣王「人間が滅亡した世だ。星の意志たる精霊、精霊の結晶であるプリズマ、そ

   して我々魔獣族はそのプリズマを取り込んだ。つまり、我々こそが星の意志

   そのものなのだよ。その魔獣族と敵対してきたお前ら人間はこの星に仇名な

   す生物だ。存在しない方が良いに決まっている。」

ミグランス王「そうか…。なら、私は貴殿と戦う以外の道はなさそうだ。」

ミグランス王「人の世を守る為、この”ガドリーユ・ベラム・ミグランス”の名におい

      て、貴殿の思惑を阻止させてもらおう。」

  (明転。ご本人様)

  ミグランス王と魔獣王の剣撃は続き、距離を開けにらみ合いに戻る。

兵士「ミグランス王!加勢しにまいりました!」

ミグランス王「有難い!共に魔獣王を討つぞ。」

魔獣王「先に人間が加勢しに来るとは。数が多いだけの事はある。」

  魔獣王が笑う。兵士と魔獣が少し戦い、兵士がミグランス王の後ろに吹き飛ば

 される。ミグランス王、技のチャージが完了。

ミグランス王「ありがとう。おかげでこの技が打てる。この一撃、受け止められる

      かな?」

魔獣王「その技はまさか!?」

  ミグランス王、技発動。

兵士「やったか?」

  魔獣王、ダメージはあるも防ぐ。

ミグランス王「これを…防ぐのか…。」

魔獣王「非常に良い一撃だった。人の身ながら、この俺を驚かせたのだからな。お

   前が魔獣だったのならこの一撃で倒れてたかもしれぬ。お礼だ。貴様に我が

   一撃を与えよう。」

  魔獣王、チャージ後に技を発動。ミグランス王も防ぐが、魔獣王よりもダメー

 ジが多い。

魔獣王「これを防ぐのか!?なおさら面白い!ならば更なる一撃を与えよう。」

魔獣王「ん?」

  魔獣王何かに気付く。兵士、走り始める。

魔獣王「遅くなったが、こちらにも応援が来たようだ。こちらの方は強力だが

   な。」

  全身が赤と黒に変異したキマイラ(一応着ぐるみ)がミグランス王の前に降り立 

 ち、一撃を加えようとする。

兵士「ミグランス王!!」

  兵士はミグランス王を庇って、一撃を貰い死亡。

兵士「ミグランス王…、どうか…平和な世を…」

  兵士、猫に引きずられる。

魔獣王「こちらの応援が来たと思ったら、そちらの応援が死んだか。所詮人間は数

   だけの脆弱なる生き物よ。」

  魔獣王が笑う。

ミグランス王「この死を無駄にしない為にも、貴殿を討ち平和を取り戻して見せよ

      う…!」

魔獣王「俺一人にも勝てなかった貴様が、このキマイラと俺を同時に相手取ること

   が出来るのか?」

ミグランス王「くっ。」

  ミグランス王は攻撃をなんとかいなすことしかできない。闘志が徐々に削られ

 る。

さすらいの剣士「諦めちゃダメだ!こんなところで負けられないだろ!!!!!」

ミグランス王「貴殿は?」

さすらいの剣士「オレのことより、今は戦う時です。平和を取り戻すんでしょう!」

魔獣王「雑魚が何匹増えようが、どうってことない。キマイラ、相手をしてやれ。」

  さすらいの剣士(アルド)vsキマイラ、ミグランス王vs魔獣王へとなる。

  さすらいの剣士、キマイラ撃破。ミグランス王が、魔獣王を押している。

魔獣王「何!?キマイラが!」

  さすらいの剣士&ミグランス王のコンビとなり魔獣王をさらに追い詰める。

  さすらいの剣士、魔獣王に切りかかる。魔獣王が跳んでかわす。

さすらいの剣士「お願いします!ミグランス王。」

  ミグランス王、チャージ完了。必殺で切る。

魔獣王「この俺が負けるだと!?」

  魔獣王撃破&退場

ミグランス王「これが人の力だよ。」

  平和な空気へと変わる。

ミグランス王「ありがとう。貴殿が居なければこの世は魔獣のものとなっていたか

      もしれない。聞かせてくれないか?その名前を...。」

さすらいの剣士「いや、オレは名乗るほどのものじゃ………。」

さすらいの剣士「それに………、今ここに立っているのはオレ一人の力じゃないか

       らな。色んな人に支えられ、心を動かされたから、オレは居るん

       だ。じゃあ、この辺で。」

  さすらいの剣士去る。顎に手を当てるミグランス王。

ミグランス王「色んな人に支えられて…か。確かに、人は多くの恩の上に立ってい

      るのやもしれん。その恩を少しでも返す為に、まずは平和な世にしな

      いとな。」


 演目“ミグランス城の戦い‐剣の足跡‐”が終了した。幕が下り、大きな拍手が鳴っている。

「町の人々や兵士との関係性が良かった」「ミグランス王に驚かされた」「剣士の戦闘に迫力があった」等の感想が周囲から聞こえる。生徒達も非常に楽しんでくれたようだ。

 一般のお客さんが退場した後に、生徒達を連れてお礼を言いに行く。

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