「自分の小説のどこをどう直したらいいかみんなで意見交換してみようpart２」参加ありがとうございます。ここまで読みました。

いやあ、過去にアドバイス欲しいという作品をまた・・・と思いきや別物ですね。すごく内容が良くなっていてびっくりしました。ほのぼのとした恋愛良いですね。

１）どこまですんなり読めたか
取りあえずここまでで止めましたが、全体を通して読みやすくはあると思います。


２）どうしたらいい感じになりそうか
ほのぼのとして面白く、主人公のキャラクター性やつっこみ、描写、他のキャラとの関係など良くかけていると思います。とりあえず婚約した後に何だかんだで好きになるというコンセプトも良い。でももっともふもふと戯れる描写が欲しいかな。
それはさておき。

強いて言えば、読者を惹きつけるための「引き」が足りないかなと感じます。
「この後どうなるんだろう？」とか「ここを、こうして、こうなったらいいのに……！」とか、そういうあえて欠落させた部分やもう少しで届きそうな部分。

ここまでの世界を主人公が認識していく下りまで読んだ感じでの作品のテンポは悪くないのですが、読者を適切に焦らしたりあえてフラストレーションを溜めさせて次の話でスッキリさせるなどの起伏がないと盛り上がりに欠けるかも。

それと、キャラクターの容姿描写はわりと読者さん読み飛ばすので、思い出させるために髪の色や瞳の色、特徴的な仕草があれば何度か地の文章で出していくとといいかも。

３）作品の強みと弱みは
一人称で、主人公に好感が持てる作りなのが良いです。架空の世界や人間関係を認識するというくだりが自然とできているし、恋愛というコンセプトも紹介文にあるので分かり易い。

弱みとしては、読者の興味や関心を維持させるための刺激に欠けること・・・と思ったら次や次のシーンでありますね、婚約者の示唆。ともあれ、ここまでの話でももう少しインパクトのある引きがあればいいなと思いました。

恋愛モノはあまり書いたことが無いのでどうすればいいのかのアドバイスは難しいです。

一例として「読者は気づいたけれども主人公は気づいていない情報」を出して読者にニヤリとさせるとか、「主人公は気づいているけれども作中の他のキャラは気づいていない情報」を出してやきもきさせるとか・・・これは使いどころが難しい技法ですが。

楽しんでかけているようなので、今後も試行錯誤されるとさらに面白くなるかと思います。