ヒーラーは勇者に2

勇者は魔王を倒す使命?


そんなリスクを冒す必要はあるのだろうか?


こいつは勇者であるが冒険者登録では戦士になっている。


俺がそうさせた、誰にも文句は言わせない。


こいつは俺の隣で長く生きればいい。



別に俺らは、その日暮らしで良いとは思っているし、

なによりダンジョンに潜りお金を稼ぐことはとても楽しい事だ。

充実感や達成感を味わえてとてもスリリングな日常だ。


「が、しかし、MHに突っ込んで、

スリルを味わいたいとは、誰も言ってないんだよな~」





「とぉぉぉりゃぁぁあぁーーー!!」



………ダメだこの子、聞いてないわ。





「どっこいしょーーー!!」



あ、セリフまでも婆さん化してINTがない。





気が付けばあれほどいた魔物達も、目の前の脳筋の彼女の手によって

次々と魔石へと変わってしまっている。あっ、ラストの魔物も魔石に。


ってヒールヒール!!!


さっきまでの怒涛の展開とは違い、糸が切れたの様に地面に倒れる彼女。



「おい、急にへたり込んでどうした!

 俺には見えなかったけど、なんか怪我でもしたか?」






「、、、、、」







「…もう駄目、力がでない、、、」





「…ルース、お腹がすいた、、、

私はもう限界、、、」





頭を小突いてやったわ。


MHを解決したら力が抜けたんだな?

まさに緊張の糸が切れたんだな?

そしたらお腹が限界だって事思い出したんだな?





とりあえずこれでも食べておきなさい!

ダーマスの街で有名なこのメーベルパンを!見ろこのとろーりとしたクリームを。


って早っもう食ってやがる、、、





「満足か~?」



「全然たりな~~い」






「はぁ、、、わかったわかった今日はもう帰ろう

ある程度稼ぎましたし帰りますか。。」






「さんせ~~♪」






「とりあえずあと何個かあるからそれで我慢しなさい!」






「は~~い♪」







それなりにダンジョンに深く潜るとリスクを伴う。

行きはヨイヨイ帰りは怖い。

来た道を戻るということは同じ様な目にあう可能性がある。

mhやらトラップやら迷子やらetc。

それをことごとく全部やる可能性があるのだ。

まぁ今回はそこまで深い階層ではないから帰りは楽だと思いたいんだが、、、


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「出口とうちゃ~く!」


おい待てこら、だからMH見かけても行くなって言ったよな!

何で全部のフラグを立てて帰ろうとするんだ!

こうやってダンジョンの入口まで無事に帰ってこれたものの、、、





「い~じゃんとりあえず帰ってこれたんだから~

とりあえず帰ろうよ~」




全く、、ホントにこいつは困ったもんだ。




「ルース!」


「ん?」


「私、街までの返り道わからないし!

迷子になるからちゃんとルースが部屋(ベット)まで送ってね☆(・ω<)」



俺の手を引っ張りながら太陽を背にした彼女の笑顔は可愛かった


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このあと滅茶苦茶セックスした


夕日と笑顔 これ最高(`・ω・´)キリッ.

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