第8話 アルテミスの限界
眠れない夜に三日月を見上げていると、午前三時時頃三日月が白く輝きます。
三日月が白く輝く理由は月の女神が弓矢を放ち、シルバーの力を開放するからでしょう。
ギリシャ神話によると3つの顔を持つ女神だと言われています。
乙女であるアルテミスは三日月、母であり月の代名詞セレーネーは満月、欠けていく月をあらわす老女としてのヘカテーの3つの顔を持っています。
アルテミスが銀の力に頼るのは周りの意見に左右されない、自分の洞察力強化やパートナーに優しくできる精神のバランスを保つためだと思われます。
黄色い優しい光を放つ夜から白い光に切り替わる早朝にはそんな裏事情があるかも知れないです。
∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴
白い月によせて
三日月がしろく輝く午前四時に月の女神が魔力を使う
イエローの光りを失い白くなる三日月を見る逢瀬の帰り
アルテミスの若気のいたり午前三時に弓矢をひいて保つ冷静
冬の高い空に
エクセルの表の高さを増すように冬の夜空はどこか明るい
午前三時にセロファンテープのつなぎ目が見える夜空は白く輝く
身長が高い黒子を集めさせ夜空も高くかわる秋冬
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます