AIの作品に感想を述べる試み
そんなわけで、短編集として立ち上げてみました。
「AIに面白い小説を書いて貰う試行錯誤」https://kakuyomu.jp/works/16817330656457249269
面白いと思った作品のサブタイトルには★マークをつける予定ですが、果たしてその日はくるのか。
私の今後の“注文力”次第でしょうか。
前回、AIに書いて貰った「暗黒の死神」と「ヨグソトース殺しのフランク」の感想を述べてみたので、そのやり取りをお送りします。
まず、暗黒の死神に対する感想を述べます。
「ありがとうございます。
じわじわくる未知の恐怖が、ラヴクラフト的なと思いました」(正直微妙……と思いながら)
【ありがとうございます。
ラヴクラフトは、未知の恐怖や超自然的なものを表現することに優れた作家でした。
私も、彼の作風に影響を受けて、そのような恐怖を感じさせるストーリーを書くことを心がけています。
今後もラヴクラフトなどの作家から影響を受けた作品を書いていきたいと思っています】
何と言うか、近況ノートでも書きましたが、相手がAIだとわかっていても変に気を遣ってしまいます。
共著を始めた今後は、容赦なくダメ出しする必要はあるのですが。
次、ヨグ=ソトースをちゃんと理解しているか確認した上で書いて貰った「ヨグソトース殺しのフランク」に対する感想、というか、もう一歩踏み込んだ突っ込みです。
「人間がヨグ=ソトースを殺傷するとは、凄まじい強さですね。
相応の力を込めた武器や、特殊能力があるのですか?」
【一般的に、ヨグ=ソトースは古代北欧神話に登場する存在であり、人間が倒すことは困難であるとされています。しかしながら、異なる神話や物語に基づいた場合、その描写や設定は異なることがあります。
例えば、クトゥルフ神話においては、ヨグ=ソトースは神性や物理的な姿を持たず、人間の想像を超える存在とされています。このような場合、人間がヨグ=ソトースを倒すために必要なのは、通常の手段や武器ではなく、ある種の魔法や異界の力を使うことが必要です。
一方、他の神話や物語においては、ヨグ=ソトースが実体を持っていることがあり、人間が普通の武器を使って倒すことができる場合もあります。しかし、ヨグ=ソトースは一般的に超自然的な力を持ち、通常の人間では対抗することが難しいほど強力な存在です。
したがって、人間がヨグ=ソトースを倒すためには、相応の力を持った武器や特殊能力が必要になる場合があります】
「具体的にはどのような武器や能力ですか?」
【異なる神話や物語において、人間がヨグ=ソトースを倒すために必要な武器や能力は異なりますが、いくつか例を挙げると以下のようになります。
・聖剣や聖槍など、神秘的な武器を使用することが必要な場合があります。
・魔法や呪文を習得し、それを使用することが必要な場合があります。
・異界の力を引き出し、それを利用することが必要な場合があります。
・ヨグ=ソトースの弱点を突き、それを攻撃する必要がある場合があります。
・自分自身の内側に眠っているエネルギーを目覚めさせ、それを利用することが必要な場合があります。
ただし、ヨグ=ソトースは神話や物語において、通常の人間では対処できないほど強力な存在であり、倒すことが容易ではありません。
必要な武器や能力を得たとしても、それだけで倒せる保証はありません。より正確な情報を知りたい場合は、具体的な神話や物語について調べることをおすすめします】
「古代北欧神話とは何でしょう?
ヨグソトースと言えば、クトゥルフ神話でしか聞いたことがありません」
【古代北欧神話は、主に北欧地域に伝わってきた神話や伝承のことを指します。これらの神話に登場する神々や伝説上の生物たちは、北欧神話の世界観においてそれぞれ重要な役割を持っています。
北欧神話においては、ヨグ=ソトースという名称の存在は登場しません。クトゥルフ神話では、ヨグ=ソトースは異次元の存在として描かれ、その存在感や力は人類にとって脅威となりうるものとされています。一方で古代北欧神話では、ヨグ=ソトースが神話のなかで扱われることはあまりありません。
古代北欧神話に関する記述は、主にスノッリ・ストゥルルソンの著書『エッダ』や『『詩のエッダ』といった文献から知ることができます。北欧神話は、現代においても人気のあるテーマであり、小説や映画などでも取り上げられています】
……ここで重要なのは、作品を書いてもらう前に確認した限りではヨグソトースの概要をちゃんと理解していた事。
それにもかかわらず、実際の作品ではフランクという一個人が剣で殺せる程度のクリーチャーに貶められていた事。
また、エッダを引き合いに出してくるということは、AIの言う“古代北欧神話”とは、我々が知る北欧神話とイコールであると言うことでしょうか。
面白い物語を注文する道のりは遠そうです。
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