英雄は世を救えたけれど、自分を救えたのでしょうか?敬愛する師匠を失い、愛する者までも失った彼の運命は悲しいものです。しかし、ただ、義の為に生きた彼の生き方は確かに英雄そのものだったのでしょう。そんな英雄の戦いが限られた字数という制限で描かれています。しかも一話一話が短いながらも色々と考えさせられる内容であり、短くても情景が分かりやすく連想しやすいのです。ありきたりの英雄譚に飽きた方、是非御一読を!