神龍の大陸 新魔王編

ルア

EP1 新たなる魔王

前書き

この小説はシーズン2です! シーズン1を先に見るのをお勧めいたします。

https://kakuyomu.jp/works/16816410413880429540/episodes/16816410413884235219



ハイビュスの騒動があった5年後


マリアン「魔王様!十王国会議のお時間です」

ルア「そうか」


十王国会議

ヒメココ大陸にある十王国が集まる会である。以前までは問題があればだったが今現在は3か月に一回にやることになっている


ルア「お久しぶりです。皆さん」

キラ「久しぶりねルア王…じゃなくて魔王ルア」

モア「あっはっは。ルア王でもいいんじゃない?」

エイダン「そうだなあ。魔王になったといえど人格は元のままであろう」

ルア「そうだね。おかげで魔王じゃないみたいだよ」

ヒカーラ「それより今回は例の件だね」

ミーシャ「はい。」

ルア「新魔王、ヘイマン。」

ヴァルノ「はっはっはわれは驚きじゃよ!こんなに早くまた新たな魔王が生まれるなんてな」

ユシータ「そうですね。300年に一度魔王が生まれたらいいほうなんですから、5年空いただけで誕生するなんて」

ルア「っていうかなんで普通にユシータさんがいるの?」

ユシータ「神龍の申し子の魂はお母さまやおばあ様から受け継いだものです。しかし今はあなたの中にあるため、私の魂は今、私自身だけですわ」

ヒカーラ「そうか。ユシータ王は魂を2つ持っていらっしゃったのか」


ニシタリト「おーい!ヴァルノいるかあ?」

ヴァルノ「お?ニシタリトが来たからわしも行くとするかな。龍の宴へ」

ルア「あ、ちょっと待ってヴァルノ」

ヴァルノ「どうしたんじゃ?」

ルア「できたよ。」

ヴァルノ「ほほう。ついにできたのか。」


魔王城地下研究室


ヴァルノ「ついにわれもこの姿になれるのか。少し人間の姿も恋しいが」

ルア「大丈夫だよ、人間の姿に戻れるようにしてある」

ヴァルノ「ほおっほっほ!さすがルアじゃ!これで龍の宴に早く到着できるぞ!」

ルア「はい、じゃあ行ってらっしゃい。」

きゅおおおおおん


ニシタリト「ほぅついにヴァルノも龍の姿に戻ったか。」

ヴァルノ「ほれニシタリト、早くいくぞ!」

ニシタリト「おう。迎えに来る意味なかったのでは」

ヴァルノ「それを言うな」


ルア「さて続きだね」

ヒカーラ「新魔王はピーレリア大陸で誕生したと。」


ピーレリア大陸 風神龍ミリュバリスが管理するヒメココ大陸が元の状態に戻った今では最小の大陸である。


魔国ヘイマン 新魔王ヘイマンが管理するピーレリア最南の国である。竜王でもある


エイダン「魔国ヘイマンか。」

ルア「竜の魔王とは。」

ヒカーラ「ピーレリアで誕生したなら突風竜か?」

ミーシャ「そうらしいですわ。」

モア「突風竜が誕生したなら風の儀式が必要だったはず。となると誰かが風の儀式を行ったというわけですね」

カイチ「今はその突風竜が脅威となるか否かが問題ですね」

ロイチ「もう少し様子を見よう


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