4月28日
何もない。何もなければよかったのに。何もないところはない。何もないところという区切り方をしてもそのすぐ後にも何もないままであるとは限らない。
いつかこの適当日記を書くことを一日忘れたとしてもその次の日に忘れたことに気づかずに書き始める可能性はある。
そう思わせるものと本当にそうしているものとの間に差がないとすれば。それならきっと今の技術でもあれは可能である。きっと私が知識をもう少しだけつけるだけで私にだって実現可能なものになる。そう予想をしていてもそれに取り掛かるには時間が必要で、私には時間がない。
いつだって安心というものは得られた途端に遠のく。いや、そこを安心とすることは良いこととは言えない。けれど安定は安心をもたらすもので、長くそうであったという安定は同時に安心を齎していた。
多分キャラクターの名前を考えることは嫌いではないと思う。けれどそれを作中に出す必要性がないものばかりを書いてしまうのだろう。やはり人にとって自分の名前などそれを書くときくらいしか意識しないものだろうから。
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