適当日記

4月3日

　やりたいことは見えているのにそのために必要なこと一つが面倒くらいの理由でまだそれをやっていない。ずっと逃げているような気がする。多分やりたいことであると同時にやらなければいけないことであると既に言語化してしまったからだ。

　そういえばさっき書きたい話を思いついたのでメモしておこうと思ったのにすぐにやらなかったせいで忘れてしまった。いや、正確にはイメージしか浮かんでいないからもう少しうまくまとまったらメモしようと思っていたのだったか。そのことすらすぐに忘れていた。記憶力はそんなに良くない。いつだって好きなことにしか記憶力が有効にならない。それ以外にも必要なことはありそうなのに。

　ここには何もない。

　けれどあなたがいる。

　いや、私と言えるものはない。

　では、私は？

　あなたを定義するものは今のところない、と言ったところ。それを自分自身で定義した上でふれまわるのならばあなたはあると言える。けれど今のところはない。だからここには何もない。

　そうであるならば私はわざわざ場を乱すようなことを選びません。

　いや、それだ。その意志の表示であなたはあなたとして確立したと言える。それはふれまわる必要もないもの。この場はあなたがある場になった。

　いつだって忙しくていつだってすべてが足りない。多分今時間を譲渡できるとしても殴り合いで勝ち取るしかないのだろう。