2月25日

 書く、書いている。書く、書く、書く。

 そういえばあのホラーになるはずの設定をもとに書きたい。あの設定をどう使うかは全く浮かんでいないが。


 私のハッピーエンドを迎えられるのだろうか。

 ハッピーエンドの基準はその人の終わりが幸せであったかどうか。私の最期は楽しいものになればいい。理想のものになればいい。理想の型はすでにいくつか想定しているけれど、どれも実現できるかどうかに関しては疑わざるを得ない。私には度胸がないから。


 書きたいものがある。やりたいことがある。

 やらなければいけないことが具体性を持ってきた。目の前にはまだ来ていない。やはりやらなければいけないことになったときにそれが嫌になるのだろう。いや、そもそも今回のそれに関しては責任が重いということもある。まだ背負ったことのない形の責任だ。それが怖いのかもしれない。


 わたくしだってもうすこし冷静になれるはずだった。はずだったのに。

 いいえ、はずなんて、そんなに確かなことではなかったでしょう。せいぜいかもしれなかったというていどの仮定にしかならないでしょう。

 いいえ、そんな、そんなはずは。

 ほら。


 眠い。夕飯を食べるときに寝なかったので少し目が覚めたかと思ったがそれほどでもなかった。

 けれど他のことを楽しんでいたら目が覚めてきた。あまり覚めすぎるのも良くないのだが。今日はさっさと寝たい。


 いろんな鳥居が見たい。テレビで鳥居を見て思った。それぞれ形が違うことはなんとなく知っているがそれぞれがどのような形なのかは知らない。

 言葉で知っている形のものを映像で見てみたい。


 やりたいことが多い。やりたくないことも多い。やりたくないことはもちろんやりたくないだけじゃなくてやらなければいけないことが多い。

 やりたいことをやるだけの元気や体力もないのにやらなければいけないことをやるだけの何かなんてない。


 書きたいものが多い。描きたいものも多い。読みたいものも多い。

 欲しい漫画が多い。数巻出ていて揃えたいと思っているシリーズが三つくらいある。いや、本当はもっとある。三つというのは電子書籍でいいかなと思っているものの数だ。


 おいで。こちらへ。

 どちらへ?

 こちらです。おいで。

 行きたい。けれどあなたのいるところがわからない。こちらと言うからにはあなたのいるところなのでしょう。

 ええ、そうかもしれません。けれど私の声が聞こえるのでしょう。ならば来ることができるということです。

 いいえ、あなたの声は反響してどちらから聞こえてくるのかわからないのです。

 そうではありません。あなたはあなたの思う方向へ行けばよいのです。その先に私がいます。

 はい。

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