2月16日

 普段から予測変換で入力しているので変換しないで全てを入力することはこんなにも面倒なことだったかと思っている。


 彼は旅人。誰とも出会わず。

 彼は流離う。その場所で。

 彼は出られぬ。そこからは。

 彼は気付かぬ。何もかも。


 最近嘘がつけなくなった。

 もともと必要な時以外嘘をつかない、または嘘とわかりやすくすることで、本当に嘘が必要な時に信じてもらえるようにしようと考えて、普段はできるだけ噓をつかないようにしてきた。けれど最近多分本当に必要な時になっても嘘はつけないだろうと思う。嘘のつき方がわからない。すぐばれるような、嘘と分かりやすい態度でしか嘘をつけなくなっているだろう。


 道はない。それならどこに進んでも。

 道はある。それでもどこに進んでも。

 道はない。それならどこに進もうか。

 道はある。それならどちらに進もうか。


 心中を何人でしていいものか。無理心中ではなく。

 だって一人だけを愛する必要はないでしょう。

 けれど心中とは思われないかもしれない。だって常識の範囲にはそんなものはないから。


 忙しい理由が一通り終わったのでゲームをいろいろやりたい。少し我慢していたものがいくつかある。


 首と同じくらい目が好き。目玉。

 そういえば以前目に痛覚はあるのだろうかと疑問に思って検索したことがある。知恵袋で同じような質問をしているのを見つけたがそれの回答の一つにまつげとかが入って目が痛くなったことがあるだろうみたいなものがあった。目の痛みと目を覆う部分の痛みを区別できるわけがないだろうと思った。どうしてそれがもう片方の痛みではないと判断できるのか。まあそれ以外の検索で角膜には痛覚があるらしいと分かった。どこまで正確かはわからないが。


 あなたはそこにいましたか。私はそこにはいませんでした。

 私のいる場所はいつだってここです。


 あなたが生きている必要はありますか。私は生きている必要はありません。あなたが生きている必要は本当にありますか。

 私は私の生だけではなく私以外の全ての生を否定します。けれどあなたは違うのでしょう。それならそれでいいのです。問題はありません。


 狼さん狼さん、あなたはあなたの最期をご存じですか?

 狼さん狼さん、私はそれを知っています。

 狼さん狼さん、私と取引しませんか?


 あなたは何に祈りますか? 私は私に祈ります。

 それは私が作ったものなので、私に祈るのと変わらないのです。

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