2月13日
今日で二十日目らしい。多分。数えていないけれど文字数から考えて合っていると思う。文字数ではなく話数を見ればいいと気づいたのは少し後になってからだった。文字数の少し上にある話数に全く気付いていなかった。そしてそれは十九とあったのでこれの公開で二十になることだろう。なんというか、適当に書いているからか全く実感がない。けれど今までの私からしたら信じられないくらいの文字数ではある。この短期間で。これも適当に書きすぎていつの間にそんなことになっていたんだろうと驚くレベルだ。
こんにちは、こんばんは。ようこそ。ここに時間はない。時間はないから挨拶もわからなくてね。いや、これならよかったのか。はじめまして。
声を聞いた。その声は上と横と左を通っていなくなった。
あ、あ、あ。
いなくなった。
なくなった。
無くなった。
亡くなった。
もうないもの。それは鬼か。
ないものはどこにもない。それならここにもない。記憶にもない。なくなった。
まつげがよく目に入る。目が痛いときは大概まつげ入ったかなと確認する。二分の一くらいの確率でまつげは入っていない。まつげ入ってる感覚なのになと首を傾げることも多い。
それはそれとして二分の一くらいの確率でまつげが入っているので、まつげは目を守るものじゃなかったのかとキレたこともある。
どうして目に入るのか。
目に入るまつげのほとんどが抜けたものだ。抜けやすいのが問題の可能性がある。基本がやや上向きで抜けたまつげが入りやすい可能性もあるがそんなことはないのでこの可能性は考えなくていいだろう。
ホラーのアイデアが尽きない人の頭の中はどうなっているのだろう。
私がホラーを書くときは大概コンテストでテーマのあるときだから、そこから生み出す。けれどそのテーマがないときにポンポン生み出せるかと言われると自信がない。
好きなものを見た。けれどそれはよろしくないことで、よろしくないものとして世間に広まっている。確かにそれは現実世界においてよろしくないものだ。けれどそういう関係性が好きだ。私に関係のないものだからかもしれない。
一般によろしくないものでも好きなものは多い。けれどそういうものは基本的に私に関係ないからだろう。二次元だったらおいしいとかそういうものでしかない。
二次元だったら好きなものの一つとして性格の悪い男がある。推しの一部はそれだ。同次元だったら絶対に近づかないだろうなとずっと思っているけれどそうではないので、その要素はかわいいものとしてしか私の目に映らない。
小説のタグって何をつければいいのだろう。毎回ジャンルですら迷うのに。
ジャンル決めが苦手だ。けれどジャンルを決めないと読まれる確率が下がるだろうと思って頑張って分類するということが多い。最近は恋愛と決めて書き始めたりホラーと決めて書き始めたりするので少しマシになったが、書いている途中で特にホラーなどはホラーにするとネタバレだなと思ってジャンルを変える羽目になったりそもそもホラーではない仕上がりになったりするので結局困るのは変わらない。
もう三年近くなるというのにずっと変わらない。
長いものを書きたい。ずっと思っている。
長いものを書き続けることは多分できる。ただそれが長編として完成することはないだろう。
例えば私の中では長いものになりそうだなというアイデアがある。それは私の書くものの中では確かに長いものとなるだろう。それでもそれが長編という基準に達するかどうかはまた別の話なのである。この間だって長いつもりで書き始めて五千字基準に行けるだろうと思ったものが半分位の文字数の時点で書きたいことを一通り書いてしまった。それに私の中で長いものというのは世間の基準で言うところの短編の短いものであったりする。長編にはならない、ということで長編としての完成はないだろう。
もしそうならなかったとしてもその長い話はほかの締め切りのあるコンテストの類より後回しになるだろう。現実世界でやらなければいけないことはほかにもいっぱいある状況で小説を書く時間がそちらに取られていたら長いものを書く時間は少なくなり、書き続けても一向に完成しないということがあり得るだろう。
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