2月7日
それが私のためのものではないなら、私のためのものなどこの世にないし、何かを私のためのものと言われてもそうは受け取らないだろう。今この瞬間にそれが決まる、この世に私のためのものが存在するかどうかが。
私のためのものが欲しかった。私のものじゃなくて、私のためのもの。けれど全くなかった。知ってるでしょうあなたも。あなたのためのものだっていくつあるの、思い浮かぶの。欲しかった。
書きたいものがある。けれど書くために必要だと思うことが全く足りていない。それを満たすためにやらなければいけないことがある。それなのに時間がないと言い続けている。言い訳でもあり、事実でもある。
いつだって過去の方が時間がある。けれど今には時間がないものだから、何もできなくても当たり前だろう。
首。首に執着している。首に関する死因で死にたい。首。
創作物の中ではあるが、憧れの死因はいくつかある。そうなりたい。
せっかく一回しか死ねないなら、最高の死因で死にたい。けれど本当に死にたいと思っているときはそのために行動ができない。もったいない。
五千字以上書かなければいけないのにその半分ほどで書きたいことを大体書いてしまって五千字という目標に長いと叫んでいた私はこれを書いている。もうこんな文字数になってしまったからこそ、毎日コツコツできなかったことが原因であると分かりやすくなってしまった。けれどできないのだろう。今まで何度も何度も同じ後悔をしている。後悔はできても反省はできないし、次に活かすこともできない。
なんとなく学力の話を思い出した。いつ読んだのかも覚えていない。学力とはその名の通り学ぶ力なのではないか、それならばテストで測れるものだろうか、という話だった。その意味で私は学力がないだろう。
おめでとうございます。祝われることなど何一つない。何一つなかった。
祝われる理由などない。祝われたことなどない。祝うのはなんのためか。
そこに首があります。
首に胴体がついているかどうかなんて些事ではありませんか。首があるという事実が重要ですから。
ええ、勿論。ここにも首があります。きっと胴があるのでしょう。だってこんなに声が聞こえるのですから。それが私の気のせいでなければきっと。
絵がうまくなりたい。満足できる推しを描きたい。足りていないと推しはこんなんじゃないとキレることになるだろうからあまり描けない。
でも絵がうまくなりたいだけじゃない。絵をいつでも公開できるようにしたい。アナログで描いてそれを写真に撮って公開するのはなんとなく抵抗がある、ずっと。スマホだと描こうにも容量の問題でアプリが入れられない。結局後回し。
私は私が書いた小説をあまり読み返さない。公開した直後から面白くないんじゃないかと不安になる。けれど、数か月後、数年後、機会があって読み返すと面白かったりする。だからこのカクヨムのアカウントも作った。USBメモリーの中に残っていた小説が面白かったから。確かそれは『Kの気持ち』だったと思う。『Kの気持ち』は当時何を読んでいたのか、それにどれだけ影響を受けたかわかりやすいなとも思う。けれど面白かったから、公開しようと思った。『Kの気持ち』の初出は読者数なんて見えない媒体だったから。
読んでくれる人がいるとそれだけで自己評価が上がる。読んで評価してくれる人がいるとそこからさらに加点される。こんなところにこんなことを書いていても他の話を読んでくれる人は増えないかもしれない。だってこのシリーズのPVは最初の三話しかついてないから。ここを読む人はいるのか。ここを読む物好きならきっと他のを読んで読むものがないからこれまで読んでる人なんじゃないだろうか。それなら、ここにこんなことを書いている意味はないだろう。まあここは好きなように書くところだからそれでもいい。
やりたいことができない。やりたいことが多すぎるのか。いや、やりたいことの前にそびえるやらなければいけないことが多い。大抵そういうものはやりたいことではないし、場合によってはやりたくないことでもある。けれどやらなければいけないことだから、やらなければまずいことになる。
じゃあ私はこれをあげよう。それはいらないものに見えた。持たぬ者でさえなければ。
じゃあいらないのかい。必要だった。ただ私の所持欲にとって。
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