第6話


 稼いで作ればいいのです。


 はい、私は、作りたいと思います。


 猫と暮らす家。


 猫と暮らす部屋。


 おっきい一軒家でも、広くでかいマンションでもいい。


 私の書斎も欲しい。


 猫の為の猫による部屋。


 あ、でも、一匹だけがいいのだがな。


 彼より稼いで、我が家の政権を握り私が家を買い、猫と暮らす。


 広い猫部屋を作れば、彼も猫も何とかなるのではないだろうか。


 もちろん、平等になでなでしてあげなければいけないが。


 まあ、ただ稼ぐだけではなく、もっと稼いで、彼も猫も納得する環境を作ることが出来ればいいのだよ。


 え?夢でかすぎないかって?


 そんなの、しんどすぎるぞって?


 本でそんなに稼げねえぞって?


 夢見させてくれよお。猫と暮らしたいんだよおおおお。暮らしたいの!ぷんぷん!


 猫を飼うのには、それくらいの責任が無ければダメってことだよ。うん。


 そんで、夢は大きい方がいい。


 小説大賞取ったこともないし、大した文章をまだ書けていないが、私には、とりあえず夢が出来たので。


 今、猛烈にやる気に満ちているし、執筆が楽しくのめり込めている。


 これから、自分の夢に近づく前に出版までいけるのかもわからないが。


 とりあえず、楽しいぞ。


 なんか、今、夢が出来てワクワクしている。夢っていいな、うん。


 頑張れるぞ。


 これは、いつか一緒に暮らすであろう出会うであろう猫のおかげだろう。


 その夢に向かって、頑張ってやる。



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猫対犬 白咲夢彩 @mia_mia

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