第5話 歪な絆
アルド達は旧KMS本社へ向けて工業都市廃墟を進んでいた。
人間が住まなくなってから長い時が過ぎたこの場所に普段人が訪れる事は殆ど無い。
さらに今は使われなくなった工業施設がそのまま残っており、合成人間が潜伏するには都合のいい場所であった。
四人は警戒しながら進んで行くが一向に敵が出て来る気配が無い…
「居ないな…合成人間達。 もう少しペースを上げるか?」
「そうデスネ! しかしこの雰囲気ハ合成人間というより、別のナニカが出てきそうデス!」
「ちょ、ちょっとリィカ真面目に進みなさいよ! 」
エイミが震える声でそう言うとヘレナが割って入る。
「静かにしなさいあなた達! 何か音が聞こえるわ!」
四人は口を閉じ耳を澄ますと、遠くから足踏みの様な音が聞こえる。
「何か来るわ! 一旦隠れましょう!」
ヘレナに従い近くの建物の中に入り暫く身を潜めていると、その音の正体が分かる。
「なっ、なんだあの数は?!」
そこには数百はいるであろう合成人間が隊列を組んでエルジオンの方へ向かって行く姿があった。
「あんな大群が街に入って行ったら終わりだぞ!? 」
「えぇ、それに彼らにはプリズマ武器もあるわ…KMSの兵器といえど長くは持たないでしょうね…」
慌てるアルドとは裏腹に冷静に分析するヘレナ。
「幸い殆どの戦力を今の部隊に注いでいるみたいだから私達はとにかく急いでラヴィアンの元へ向かいましょう!」
ヘレナ言う通り、その後の道中では敵は全く現れずあっという間に旧KMS本社へ辿り着いた。
「いよいよだな! ここからは用心して行くぞ!」
アルドの掛け声と共に一同は社内へ入って行く…
旧KMS本社の内部は薄暗く、崩れた壁の穴から僅かに光が差し込み殺伐とした空気が漂っている。
四人は臆する事なく先へ進んで行くが道中には所々にシャッターが降りており、なかなか進めずにいた…
「ねぇ、アルド! なんか私達シャッターでうまく誘導されてないかしら?」
「えっ? そう言えば確かに…でも他に道はないから進むしかないぞエイミ?」
「それはそうだけど…」
すると四人の前に大きな扉が見えた。
「演習…実験場…と書いてありマス!」
「ここへ来いって事…? 考えてもしょうがないわね、行きましょ!」
四人は恐る恐る中へ入ると辺りは真っ暗で先へ進むには困難な状況であった。
「もう! 何も見えないじゃない! どこかが光る機能とかないのリィカ?」
「今はありマセン! 今後追加装備として検討しておきマス!」
そうこうしていると突然部屋一帯がライトアップされ、咄嗟にアルドとエイミは目を瞑る。
「二人とも目を開けて武器を構えなさい!」
アルドはゆっくり目を開けると周囲は合成人間達に囲まれていた。
「しまった! みんな、やるしかない! 行くぞ!」
「えぇ! 気合い入れるわよ!」
アルド達の見事な連携で合成人間は次々と倒れて行き、敵の数も残り僅かになった時、奥の扉から何者かが現れた。
「流石ですね、下がりなさいお前達。」
その物は合成人間を制止するとゆっくりと歩いて来た。そしてヘレナも前に出る。
「待ち伏せなんて意外と姑息な手を使うのね…ラヴィアン!!」
「クックッ…来ると分かっているのですから、準備くらいするでしょう?」
「来ると…分かっていた?」
「ええ、そちらの方が親切にいつも発信機を持ち歩いてくれてますのでね。」
そう言いながらアルドを指差す。
「えっ?! 俺はそんな物もってないぞ!!」
見に覚えのないアルドがそう叫んだ時…
「いいえ、私がちゃんと渡したわ。」
「え…?」
アルドはその声のする方を見ると、先程ラヴィアンが入って来た扉の前にヨツバが立っていた。
「くっ…やっぱり、ヨツバなのか…でも何の事を言ってるんだ?」
「おそらく今もアルド君のポッケに入ってるんじゃないかしら?」
「!!……これの事か!?」
アルドはポケットからケータイを取り出した。
「ふふっ、正解よアルド君! 」
「なんでだ! どうしてこんな真似するんだ! 」
「……KMSへの復讐にあなた達は弊害になると思ったのよ…時空を掛けるあなた達の力は未知数ですしね。」
「えっ?!」
彼女の口から出た思いがけぬ言葉に一同は驚愕する。
「ふふっ…驚いた? 私ね…見ちゃったのよ。ヘレナ、あなたがあの大きな戦艦に乗り込んで消えて行くところをね!」
「私?! 」
「ええ、元々私達はあなたも仲間に引き入れようと思って居場所を探っていたのよ? それで、やっと見つけたと思ったら突然消えちゃうんだもの…」
「…でもそれだけでは時空を超えてるとは分からない筈よ?」
「えぇ、勿論その後色々調べたわ…そしたらビックリ! あれ、合成人間が作った次元戦艦だったのよね? だから彼らからデータを集めて自分用にもう一機造っちゃったの!」
「造ったですって!? あなた一人で?!」
「そうよ? 一人用の小さいやつだけどね。それであなたの向かった座標へ向けて飛び立ったらそこはミグランス王朝の時代だったから驚いたわ…本当に時空を超えたんだなって…」
この時アルドはユニガンの酒場にヨツバが居たかもしれないという話を思い出した。
「じゃ、じゃあユニガンで俺達がステーキを食べていた時、本当にヨツバはそこに居たのか?!」
「あら、心当たりでもあったのかしら? …そうよ、次元戦艦から出て来たあなた達を追って行ったの…アルド君達の存在はその時知ったわ。だけどねヘレナ、あなたが聞いていた雰囲気とは違うみたいだから勧誘は諦めたの…無駄足だったかなってヘコんでたけど…すぐその思いは覆ったわ。 だって天然のプリズマがあちこちにあるんですもの! 私はそれを持ち帰って武器として造り直したわ…KMS社のデータベースから取り返したフタバの設計図を元にね!」
ヨツバの計画を聞き、一同は言葉が出ないでいるとアルドはそっと口を開いた。
「…KMSへの復讐ってそれはフタバが関係してるのか?」
「ふふっ…意外と鋭いのねっアルド君は! そうよ…元々明るくて元気だったあの子はKMS社の連中に手柄欲しさに設計データを奪われた挙句、突然解雇までされて…人が変わった様になったわ…。」
「…気持ちは分かるけど、だからってこれはやり過ぎだろ!」
「やり過ぎ? 別にそうは思わないわ…だって私にとってフタバは全てなんだもの! あの子はね、元々塞ぎがちだった私をいつも気にかけてくれていたの…いつだったか無理矢理あの子にスイーツ店へ連れて行かれてね…そこで私は今まで食べたことのないくらい美味しいチョコレートケーキを食べて凄く感動したわ…それ以来私はその店へ行く為に一人で外へ出る様になっていってね。そんな私を見てあの子はとても喜んでくれたわ…だからその頃の私にとってフタバは私を明るくしてくれる太陽みたいな存在だったのよ! それが今じゃ、奴らのせいでフタバが昔の私みたいになってしまった…彼女の光を奪ったの!!」
ヨツバはその目に僅かに涙を浮かべながらそう語った。
「それでね…ラヴィアンを使って奴らを壊滅させてやろうって思ったの。だから…もう邪魔はさせないわよ!」
ヨツバがそう叫んだ時、外から爆発音の様な音が聞こえ出した。
「始まった様ですね、ヨツバ様…ここからは私に…」
アルド達もその音を聞いてすぐ何が起こったのか察した…
「もう外で戦闘が始まったのか?! ヨツバ! 今すぐ奴らを撤退させてくれ!」
「今更無理よアルド君…それじゃラヴィアン、お願いね。」
ラヴィアンの胸にある水晶が再び光りだす。
「私はこれから手薄になったKMS本社を落としに行かなくてはなりませんので、早めに終わらせて頂きますよ?」
「くっ! やるしかないのかっ! みんな、行くぞ!!」
掛け声と共にアルドは真っ先に飛び出し、その剣を大きく振り上げ、飛び掛かりながらその剣を振り下ろしたその時、床から岩壁が飛び出してアルドを弾き飛ばした。
「ぐはっ!…これは…地のプリズマの力か!」
すかさずヘレナとリィカがラヴィアンの両サイドに回り込み攻撃を入れようとすると、炎の渦がラヴィアンの周りを包み込み近づく事が出来ない…
「二人とも距離を取るんだ!!」
アルドはそう叫んだが同時に炎の渦が消えるとラヴィアンは両の手の平をリィカとヘレナへ向けていた、次の瞬間凄まじい突風が二人を襲い、勢いよく壁へ叩きつけられてしまう。
「リィカ! ヘレナ! くっ…こいつ…強すぎる…リ・ア=バルクの比じゃないぞ! 迂闊に攻撃するなエイミ!」
「分かってるわ、でもあいつ、いったいいくつのプリズマ持ってるのよ!?」
「エイミ聞いてくれ!」
アルドはエイミに何かを耳打ちし、再び武器を構える
「作戦会議ですか? 私には何をしようと無駄ですよ?」
「やってみなきゃ分からないだろ!」
アルドとエイミは同時に飛び出す。
「結局正面突破ですか…」
再び胸の水晶が光りだすとまたしても炎の柱が現れる
「今だっ!」
するとアルドは剣を真っ直ぐ前に向けるとエイミはその剣を蹴って高々と飛び上がり渦の中心まで到達する。
「よしっ!そこからなら無防備だ!行けっエイミ!!」
エイミはそのままラヴィアンの元へ急降下し衝撃音が鳴り響いた…そしてゆっくり渦が消えていく…
「やったか!? ……!!」
「なかなかユニークな攻撃でしたね。」
ラヴィアンは横たわるエイミを投げ飛ばす。
「うぐっ…! ごめんアルド…失敗ね…」
「エイミ!!」
「一人になってしまいましたね? そもそもヨツバ様から頂いたこのボディは拳などでは傷一つ付きませんよ。」
あまりのラヴィアンの強さに攻撃の手を止めてしまうアルド…そこにリィカが消え入りそうな声で語りかける。
「アルドさん…彼の…胸のコアを壊して下サイ…常にエネルギーはあそこに集まって…マス!」
「胸のコア? ああ、分かった!」
とは言うものの一人になってしまった以上ラヴィアンの炎の柱を抜け、懐まで剣先を潜り込ませられるビジョンが浮かばないアルドだった…しかし
「ラヴィアン! …決闘だ!今から俺の全力をお前にぶつける! お前もそのつもりで来い!」
アルドはラヴィアンの攻撃を誘い、それを受けながら懐に飛び込むという玉砕覚悟の策に出る。
「…いいでしょう、貴方の覚悟は永劫覚えておきますよ。」
ラヴィアンは両の手の平をアルドへ向けると圧縮された空気が集まってくる…
「行くぞっ!! 」
アルドは雄叫びと共に走り出し剣を構える
そしてラヴィアンの攻撃が今放たれようという時、アルドの後方にある扉が開く…
「!! 止めてラヴィアン!!」
「なっ!?」
ヨツバの言葉でラヴィアンが咄嗟に手を上へ向け突風が天井へ放たれる。
「うぉぉぉぉおお!!」
そしてアルドの剣がラヴィアンの胸の水晶を貫いた。
「ぐはぁっ!! ……ヨツバ様…なぜ…」
ラヴィアンは地に伏せ、ヨツバの見つめる先を見ると一人の女性が立っていた。
「何者…ですか?」
「あ、あぁ…フタバ…どうしてここに…」
弱々しい声でヨツバがその名を口にした
「!! 貴方が…フタバ…様…」
そして、何が起こったか分からずにいたアルドも後ろを振り向きフタバに気付いた。
「姉さん…もうやめて! 私の友達もこんなに傷付けて…これ以上傷付けたら…姉さんの事許せなくなる…」
フタバは眼光鋭くヨツバを見つめ、そう言うとヨツバは膝から崩れた…
「フタバ…あぁ…一番見られたくない人に見られちゃった…」
「姉さん…きっと私のせいでこんな事してるのよね…? これでもね…姉さんの仕事を手伝う様になって…今の生活が少しずつ楽しいと思えるようになってたのよ?」
「…えっ…でもKMSを恨んではいるんじゃないの?」
「確かに…あの頃の私は出世する事に必死だったから…裏切られた時はショックだったわ。でも今はKMSを辞めたから姉さんと一緒に仕事を出来てるのだから、むしろ感謝しているわ。」
「……ラヴィアン…部隊を引き返させて…」
「!! 本当に宜しいのですか…ヨツバ様?……分かりました。」
「…ありがとう…姉さん…」
するとフタバの後ろからエッジがゆっくり顔を出した。
「ったく…出て来るタイミング逃しちまったぜ…」
「エッジ!! あんたがフタバをここまで連れて来たのか? 良く無事で来れたな!?」
「あ、あぁ途中何体かの合成人間に出くわしたが意外な助太刀があってなぁ。」
エッジがそうゆうと彼の後ろからリ・ア=バルクが現れた。
「なっ?! なんでお前が?!」
アルドは目を丸くして驚く。
「フン、余興を楽しんでたら知った顔を見つけたんでな、演者は多い方が楽しめるだろ?」
「そんな事で…とにかくありがとう、リ・ア=バルク!」
するとエッジが慌てた様に話し出す。
「それよりだ! 合成人間を引かせたのは良いが、そうなるとKMSの兵器がいずれここへなだれ込んで来るぞ! 奴ら敵は合成人間だけだと思ってやがるから、動く物全てに攻撃する様プログラムされてるかもしれねぇ!」
「なんだって?! 逃げるったってこっちはまともに走れる奴なんて…」
「私が投降するわ…」
「ヨツバ様!! ならば私も…」
「貴方はダメよ! あたしは捕まっても命は保証されるけど、貴方は確実に消されるわ! だから貴方はフタバを連れて必ずここから出なさい!」
「…分かりました…ヨツバ様…。」
「さぁ、アルド君達も早く行きなさい! 間に合わなくなるわよ!」
「行きなさいって、外はKMSの兵器が居るんだぞ? 危険すぎる!」
するとリ・ア=バルクの口から意外な言葉が出る…
「俺がこいつを安全なところまで担いでってやる、楽しませてもらった例だ。」
「リ・ア=バルク?!……信じて良いんだな? 」
「どこまで疑ぐり深いんだ貴様は? 良いからさっさと行け!」
アルドとフタバはエイミ達に肩を貸し出発の準備をする。
「姉さん!! ……無事でいてね…?」
「……フタバもねっ!」
そしてラヴィアンも立ち上がり先導をきる。
「私に続きなさい!」
アルド達はラヴィアンを追ってその場から去っていった…
「私達も行くわよ?」
「誰に命令してんだ? 生意気な奴め。振り落とされんじゃねーぞ?」
「ちょ、どこ掴んでんのよっ! 待っ…いやぁぁぁ!」
そしてしばし時が経ち、アルド達は旧KMS本社から離れた廃墟の中にいた。
「今COA本部から連絡が入った! ヨツバの投降が完了し、KMSは兵器どもを引っ込めるとさ!」
「本当かエッジ!? …ひとまずは安心だな。」
「…ヨツバ様…。」
その報告を聞いたラヴィアンはしばし項垂れている。
「…きっとまた、姉さんと会えるわよ! 姉さんもその為に貴方を逃げさせたんじゃないかしら?」
「フタバ様…しかし私はヨツバ様のただの復讐の駒ですよ?」
「そんな事ないと思うけど? 貴方の白く綺麗なボディを見れば分かるわ…姉さんはね、本当に愛着のあるものじゃなきゃここまで仕上げないわ。 それに、貴方の名前…姉さんが付けたんじゃない?」
「えぇ、そうですが…それがなにか?」
「あのね…姉さん自分の大好きなスイーツ店の名前を付けたんじゃないかなって思うの 。そのお店の本当の名前はね…【ラヴィアンローズ】。 私達と同じ名前がついてるでしょ? きっと…家族の様に思ってたんじゃないかな? ふふっ、私の勝手な想像だけど。」
「ラヴィアン…ローズ…? さて、どうでしょうか…今となっては聞くこともできませんね…」
「きっと姉さんは帰って来るわ! その時は…私があなたに会わせるから!」
「…ありがとうございます…フタバ様。 ですが私はそちらの方達に取り返しのつかないことをしてしまいました。この命は彼らに委ねましょう。」
そう言うとラヴィアンはアルド達を見る。
「えっ?! …まぁ確かに酷い目にあったけど…助かる命なんだから、これからは真っ当に生きていけば良いんじゃないか? みんなもそう思うだろ?」
エイミはジッとアルドを見つめる。
「随分と簡単に言ってれるじゃない? …なんてね! 私もそれで良いと思うわよ!」
「ハイ! ワタシもそう思いマス!」
「本当に…それで宜しいのですか?」
ラヴィアンがそう言うとヘレナがそっと口を開く
「…私は許すつもりはないわ。」
「ヘレナ!?」
アルドが呼び止めるがヘレナはそのまま続ける。
「今回の件で少なくともまた人間との溝は深まったわ。だから…いずれ私と共にその溝を埋めると約束しなさい! それが貴方の罪滅ぼしよ!」
「!! …私で力になれるかわかりませんが…約束しましょう。」
「フフッ、いずれ迎えに行くわ。それまで無事でいなさい。」
「えぇ、あなた方も…。」
そう言うとラヴィアンは廃墟の空へと消えていった。
「さぁ、俺たちも戻るか!」
「いや待て! オメェらボロボロじゃねぇか! 今COA本部の仲間が迎えに来る。それまで待ってろ! 」
「あら、珍しく今日はいい仕事するじゃないエッジ!」
エイミがからかうように言うとエッジは顔をしかめた。
「いったい俺はどんな扱いだよ!」
一向はその後無事にエルジオンへ戻っていき事件の行く末を見届けた。
合成人間の持っていたプリズマはこの時代では結局力を保つ事が出来ず廃墟のあちこちでその残骸が発見された。
ヨツバは自分から投降した事と、今回の事件で人的被害が無かったことから、出て来るまでにそれ程長い時間は掛からないであろうという事であった。
そしてフタバは今、ヨツバの工房へほぼ毎日通い彼女の残した仕事を代わりにこなしている、いつか帰って来る姉と再び一緒に働く事を願って…。
完
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