まず初めに、素敵な物語をありがとうございます。
終章を読んで、全章通して様々な対比が成されていたなぁ、と思い返しました。
風や土のおくすりでの本音と建て前の対比、
水や火のおくすりでの理想と現実の対比、
終章の善であろうとするマリィと悪を背負い込もうとする王妃。
私は、見落としや意図を汲み違えていることも多いとは思いますが、
それでも心が動かされました。
この作品を書いて下さってありがとうございました。
作者からの返信
きんくまさん
長編の読了お疲れ様でした!
対比は作者として意識していません(無意識)でしたが、
マリィが旅で少しずつ成長しているようには書いていきました。
(最終章は、割と第1章との対比が多い気がします。
最終話では、料理の味が、他人の食べられるレベルになっています笑。)
マリィは自分の価値観を、他人を通して見ることで、
私は『薬師』だなーと決めたようです。
未来の自分の姿を見る鏡にしたのは、
お師匠とエレン妃だったようです。
お師匠(魔法使い)より、エレン妃(国家薬師)が、
自分の在り方に近いんじゃないかというマリィの結論でした。
魔法使いは1人で、まず先へ立って光になり、
薬師は多くの仲間とともに、先へ立つ者のため、裏方(闇)に徹します。
※エレン妃は暗部(暗殺者)も兼ねていましたが……この時のマリィちゃんがそこまで気づいているかどうかは分かりません笑。
薬師マリィさんの小さな旅路を完全読了していただき、ありがとうございます!
ここまで、結構な話数がありましたが、いただいた全ての感想コメントが今後の活動の励みになります!
きもり
とても素敵な物語でした。
マリィは師匠や沢山の素敵な仲間との出会いを通じて成長していく様が良いです。
12歳の少女が少し大人に近づいていく様がリアルに描かれていて引き込まれました。
物語の構成もとても勉強になりました。
私も負けないような物語が描けるように精進したいです。
作者からの返信
みゅうたさん
感想コメントありがとうございます!
おそらく作中では、魔法から科学へ時代が移り変わっている最中だと思います。
旅の出会いの中で、12歳の少女マリィは自分で考え行動し、答えを出したというストーリーでした。
何か拾っていただければ、作者として幸いです。
最終話まで、この作品にお付き合いくださりありがとうございます!