善意のみの行動って子供がやりがちですよね、もちろんそれは良い事だと思いますが、その先にあるものを教えてくれる大人がいるって得難いものなんだなぁと改めて思います。
魔法のある世界で薬師、と気になっていましたが、ここで回収されていくんですね!
続きも楽しみです!
作者からの返信
きんくまさん
感想コメントありがとうございます!
正しい判断は、思い込みがあると、誰しも難しいことですね。
特に、子供は経験が少ないですし、可能性があるのかないのか分かりません。
この世界では、善良な魔法使いから考える間もなく、長期化した戦争で亡くなっていきました。
国家間の戦争という血生臭い謀略の果てに、自らの師や兄弟弟子(仲間)を失い、戦後まで生き残ったお師匠クロウドだから、弟子のマリィへ自分でよく考えて行動することを期待しているのでしょう。
それで、マリィが自分で考えて動くために、可愛い子には旅をさせよ、です。
旅を終えて考え抜いたマリィの答えが、魔法使いになっても、薬師になっても、師匠のクロウドは弟子の意志を尊重してくれるでしょう。
> 魔法なしの魔法使い。
それは魔法使いではないかもしれない。でも、私はそれが自分らしいと思う。
新しい感覚です。中々ファンタジーものって魔法使いは極限までその魔力を解放して無双傾向にあるのですが、個性を大切にする思考が個人的には好きです。
作者からの返信
刹那さん
感想コメントありがとうございます!
マリィの場合は、魔力は高いんですが、魔法制御ができないんですね。
自分の能力は、環境と人間関係で決まります。
暴走する魔法(社会的な障害に成り得る)を使うより、賢者として知恵を働かせる生き方もあるとは思いますね。
僕は、魔法で無双できる環境(異世界)なら、そういうアイデンティティを持つキャラクターであってもいいと思います。それはそれで、爽快ですからね。
では、この作中の世界がどういう状況であるか……ネタバレになっちゃうので、よろしければ続きを読んでいただけると幸いです。