第13話 アクセサリーの効果発揮
どうも、ローランです。レーネのステータスの覗き見てから約1年半。その間に俺は8歳の誕生日を迎えていました。
7歳になる少し前から徐々に魔法と剣の練習時間を伸ばし始めました。8歳になる頃には平日は基本ずっと練習するとことになりました。
1日のスケジュールは、と言いますと、8時起床のちに朝食などもろもろ、9時から瞑想、9時半より剣の練習、1時半より昼食、2時から7時まで魔法の練習、7時半に夕食や入浴など、9時から12時まで読書。で入眠、、、
よく寝るのが遅いと言われます。子供なんだからもう少し早く寝るようにと、、
そっちじゃない!自分でやり始めたことだけどオーバーワークなんだよ!まぁ、これは全て後々、俺のモブ道には必要な努力だから今頑張らんとな。
そしてこの約1年半で俺のステータスは劇的に変化した。スキルももうなんかすごいことになってます。
まぁ、こんなに頑張ってもレベルは1しか上んなかったけどな。ステータスが大幅に上昇したからいいとしよう。しかも能力補正値までついてきた。さいっこう!
ちなみに、ステータスは、と言いますと
ステータス lv.13 ローラン 1up⤴︎
体力 51+E 13up⤴︎
持久力 60+D 15up⤴︎
敏捷 41+なし 10up⤴︎
耐久 63+E 42up⤴︎
魔力 163+C 43up⤴︎
状態耐性 106+C 9up⤴︎
知能 400+B 27+73up⤴︎
スキル「闘争S」「隠密A」「習得速度上昇D」「中級魔法」「亜空間魔法D→C」「魔力操作C→B」「鑑定E→C」「隠蔽E→D」「魔力伝達E」new「不屈E」new「毒無効」new「ひらめきE」new
スキルポイント +37(90+20-73)
「魔力伝達」…魔法を行使する際の時間、魔力量の減少。※S到達時-50%
「不屈」…レーネが持っていたものと同じ。
「毒無効」…外側からの毒による攻撃が効かなくなる。※進化で「毒無効」が「毒完全無効」へ変化。
「ひらめき」…ごく稀にすごいことをひらめく。
ちょっと叫んでいい?
「よっしゃぁぁぁあああああああ!!!」
なんか分からんけど、めっちゃ強くなってるんですけど?もしかして努力した分伸びるとか?なんでなんでなんで?
いやいや、急に伸び過ぎでしょ。レベルアップ前に積み重ねた分だけレベルアップ後に精算されるとか?
もう訳わかんないんだけど。もう訳わかんなくていいや。
それにしても伸びたのは良いんだけど、こんだけやってレベル1しか伸びてないのがアレなんだよな。予想だけど、レベルが上がらないと得られないスキルもあるだろうしだけど経験値だけ貰ってレベル上げても雑魚のまんまだし難しいところだな。
そう喜んだり悩んだりしている時に俺の首につけていたアクセサリーがなんの前触れもなく壊れた。
もしや、このアクセサリーのおかげか?いや、この伸び方はこれのおかげとしか説明のしようがない。
そう考えた俺はルナ姉の店にすぐさま向かうことにした。
そして俺は店に到着してすぐにルナ姉の前に赴いた。
「いらっしゃいませ、、って坊主か。なんだ久しぶりに来たじゃねぇか。なんか買っていけよ。」
「今日はアクセサリーを買いに来たんじゃなくてアクセサリーの効果を聞きに来たんだ。」
そうして俺は以前もらったアクセサリー「レベルアップE」について問いただした。
「あぁ、なるほどな。もうそんな時期か。」
「で、あれの効果はなんなのルナ姉?」
「「レベルアップE」の効果は一定の期間もしくはアクセサリーの容量が限界に達した時に壊れて、今までの積み重ねた分を経験値や能力値、補正値に上乗せするんだ。」
なるほど。やはりそういうことだったのか。あの時意外と貴重な品を俺は持っていっていたらしい。
「ちなみに期間はつけ始めてから約5年容量は100ポイント、ランクが上がるにつれて1年ずつ短くなっていくのと+50ポイントずつ増える。AとSは同じ期間なんだがもらえる量が1.5倍なんだと。あたしは流石にそんな代物は見たことないけどね。それとこのアクセサリーは自身のレベルによってももらえる量が変化すると聞くがだいたいはこんな感じだ。」
と言うことは、俺は100ポイント得る前に壊れたってことか。というか、、、
「なんか結構貴重な品を持っていってたみたいでごめん。」
流石に物が物だけに謝ったがそんなオレを見てルナ姉は俺を笑い飛ばした。
「いいってことよ。どうせあれくらいなら何回でも作れる。」
「え、そうなの?」
「あぁ、作るときの魔力消費量はハンパじゃねぇから何回もは無理だが1日1つくらいならあの程度のアクセサリーは作れる。」
「そ、そうなんだ。」
その後、失礼ではあると思ったがルナ姉のステータスを見てみようと鑑定してみた。
すると測定不能という文字が出てきた。ちなみに「鑑定C」ではlv69までは鑑定可能になっている。
「ウッソ!ルナ姉強過ぎない?測定不能なんだけど!」
おっと、声に出してしまった。
「ん?あぁ、坊主はもう「鑑定」が使えんのか?なかなかだな。ちなみに「鑑定」のランクは?」
「今日Cになった。」
「めちゃくちゃ早えぇじゃねーか。まぁ、他の能力は知らねぇがあたしを測れないってことはまだまだってことだな。」
その後、俺はお詫びというのは少しあれだが、自分のステータスを自己申告した。
「レベル13でアクセサリーつけてこの能力値か、、微妙だな。」
存じております。
「知能が高いがスキルポイントはそこに振っているのか?」
「はい、1番必要かな、、と」
「なるほどねー。もう少し魔力に振っても良いんじゃねぇか?」
「とりあえず500までは知能に振るつもりです。」
「そうか、、まぁ頑張れよ。」
「はい。」
そう言って話が終わったと思って外に出ようとしたらルナ姉に引き止められた。
「一つ助言をやろう。」
ルナ姉は少し悪い笑みを浮かべてそう放った。
「全然ルナ姉の顔からは助言って感じのことが聞けそうにないんだけど?それで何?」
「「鑑定」を使い続けると面白いことが起こるぞ。」
「は?ルナ姉なにそれ?」
「それは今後のお楽しみ〜。」
それだけ言うとルナ姉は仕事に戻った。にしてもあの顔、本当に何かが起こるよって顔してたな。
「やるだけやってみますか。」
そうして俺は第一に「鑑定」のレベルアップを目指した。
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