1話〜28話までが、共通章でした。

30話以降は選択章になります。

乙女ゲームの形式に倣って、28話でのヒロインの選択によってお話が枝分かれしていくようにしていきました。

ヒロイン視点で固定して書いていくと、状況説明が不足するのもあって、選択性の物語にしました。

選択した章を全て網羅したら見える設定や思惑があった方が面白いかと思っていますので、お楽しみいただければ幸いです。

以下は物語には関係しない部分になりますので、興味のない方は飛ばしてください。

〜登場人物紹介〜

☆ヒロイン:カレン･ステノ

タイニー村出身の少女。特待生で学園に入学し、その後も注目を集めている。

学園での目的は怠惰に過ごすため、貴族の第二夫人以降の座を手に入れること。

アンナ･カーター

愛称はアニー。カレンの友人で、少し乱雑な口調なものの、世話焼きな優しい少女。カーター商会の三女で、装飾品の目利きや本等の高級品に詳しい。

ローワン･ミラー

自称カレンの親友。優秀な商人で、父親の商会(食品系)からの独立を目論んでいる。マダムキラーな微笑みで、お菓子を売りさばくのが得意。

ジョシュア･プリンス

第二王子で、マリアローザ･フローレスと婚約中。少し浮気性なところがあるが、国や仲間想いな少年。金髪碧眼で、見た目がThe王子様。

王子様に騒がない上に可哀想とまで言ったカレンに興味津々で……？

エリオット･ギタレス

第二王子ジョシュアの側近候補で、宰相候補。シャーロット･イグレシアスと婚約中。宰相になるべく清濁併せ呑む器用さを身につけようと奮闘している。

無垢なままで有利に物事を進める(ように見える)カレンを少しだけ尊敬していて……？

フランシス･アレン

第二王子ジョシュアの側近候補で、護衛もしくは騎士団長候補。悪魔の子(黒髪赤瞳)と呼ばれる見た目のために教会から干されているが、実直で真面目、色さえ除けば見目も麗しいために教会の教えに適当なご令嬢たちから人気がある。

見た目を全く気にしないカレンが気になるようで……？

マリアローザ･フローレス

第二王子ジョシュアの婚約者で、正妃候補。利に聡い優秀な貴族で、既にカレンを公妾とする許可を出している。

シャーロット･イグレシアス

エリオット･ギタレスの婚約者で、教会派貴族の筆頭。教会の教えに忠実なため、フランシスが苦手なものの、優秀な騎士見習い。聖騎士を目指している。

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