第3話 杞憂
別れたあとも他に好きな人がいるという言葉が気になっていた。
でも、気づいたらあたしたちのグループはいつも通り笑えるのかしらとかの
勇人は美夜子ははたから見てもお似合いのカップルで二人の仲をとりもったあたしは悲しいやら誇らしいやら複雑な気持ちで二人を見守っていた。
ところが最近、勇人の目線が同じグループの
なのに、美夜子は気づいているし、愛も今の所は勇人に関心はないけど、気持を知ったら揺り動かれる?
また、私たちの関係が動き初めて、誰かの気持ちがガラスのように粉々に割れて一生消えない傷をつくるのかも知れない。
それは嫌だって、少女独自のわがままな感傷であたしは思うんだ。
傷つくのなら擦れたあたしだけでいい。それが悲劇のヒロインになろうとしている私が主役な物語だから…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます