Cルーム③

『というわけでですね。無事、彼と恋人になれました。』






『既読がつきませんね。恋鐘さん、起きてらっしゃいますか。』



『寝てるわよ』



『起きてるじゃないですか。』



『眠いのよ。寝させてよ』



『いつもだったらこの時間は普通に起きてませんでしたっけ。』



『今日は特別に眠い日なの。いいから寝るからね、おやすみ』



『あぁ、待ってくださいっ。そのありがとうございましたっ。』



『いや、お礼なんていいから。まぁ、おめでとうとだけ言っておくわ』

『それじゃね、おやすみ』





『眠っているところをお邪魔して申し訳ありませんでした。』

『おやすみなさい。』

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