第四話 トランプをやってるの

「くくく」

ソファーに座っている女子、琴が僕が琴と篠を間違えて注意をされたのが面白かったらしく、今もまだ笑っている

本当にそんなに面白いか?

「光!

次だよ!」

「うん」

と頷き、脱衣所へ行く

服を脱ぎ、お風呂に入った


お風呂に入り終わり、パジャマを着て、脱衣所を出る

「お!

お風呂、終わりましたか!」

と誰かが言う

「光君も入りなよ」

今、私達、トランプをやってるの

入る?」

トランプか

大人数でやるのは、久しぶりだな

「やりたい」

と言い、輪に入る

「はー

最初からかー

面倒くさいんだからね、こうゆうの」

また誰かが言う

「じゃあ、僕が変わるよ

その代わりに琴が咲に負けたら、琴が髪型を変えて、咲が琴に負けたら、琴と同じで髪型を変える

いい?」

「「いいけど、何で?」」

「理由か

理由は、見分けがつかないから」

「「わかった」」

僕は、トランプを斬り、六等分に分ける

それを順番に五つ子と僕が取る

「よーい、スタートです」


「よしっ、あがりー!」

琴が始めに終わる

「決定だね、咲

私が髪型を考える?」

「いい、大丈夫

自分で考える

でも、後で」

そのあとに律、咲、零と抜け、篠と僕が残る

さっきは、零とジャンケンやったのに次は、篠か

「はい、光さんの番です

引いて下さい」

と言われたから、篠の手札から一枚、抜く

そこには・・・

「あがりです」

「負けた」

僕は、何回負ければ気がすむんだろう?

運が無さすぎる














  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る