クラスと部活

 まず高校のクラスと部活について、簡単にすべて説明します。


 高校一年生。

 クラスは正直よくなかったです。

 友達選択を間違えました。


 部活は、中学生の時と同じ吹奏楽部に入ろうかと思いましたが、結局、軽音楽部に入りました。

 音楽は続けたいけど、ちょっと違うのもやってみたい、という思いからでした。

 部活は楽しかったです。

 部活で仲良くなった、クラスが違う子とよく一緒にいるようになりました。


 クラスでは、いわゆる嫌われ者と仲良くなってしまい……

 クラスのみんなは私のことは全く嫌っていなくて、私が一人でいると話しかけてくれたりするのですが。

 その嫌われ者がいるときは全くでした。

 その嫌われ者はもうすでに私以外のほぼ全員から嫌われていたので、私にくっついていました。

 私は彼女が嫌われていることに気づけませんでした。


 結局私はその子と1年間一緒にいました。

 なので、高校一年生の時のクラスはあまり好きではありません。

 ですがそのおかげで部活の子とはとても仲良くなり、二年三年はその子たちと同じクラスになれて、とても楽しいクラスになりました。


 軽音楽部では、ギターをやりました。

 女子四人のバンドを組みました。

 その四人で遊びに行ったりもしました。

 私はそのバンドのリーダーをやりました。

 人をまとめたりするのは正直得意ではありませんが、バンドという少人数の中ではあまりまとめる必要もありませんでした。

 むしろ、リーダーとしての雑用が少しあったり、メンバーの話し合いの仲介というか、中立になって話を進めていけばうまくいったので、私には向いている役回りでした。

 二年生の後半になってから、新たなバンドを結成しました。

 男女混合で四人。途中で一人抜けてしまい、三人になりましたが、楽しかったです。

 私はそのバンドで、ギターではなくベースをやりました。

 そのほかにも、一度ボーカルをやったり、ヘルプでキーボードをやったり、ドラムの人に叩き方を教えたり、いろいろやりました。

 全部全部楽しかったです。とてもいい経験になりました。

 男女混合のバンドは「ぜひ一緒にバンドをしたい」と男子のほうから私に声をかけてくれて、出来たバンドでした。

 私とバンドを組みたいと思ってくれたことが本当にうれしかったです。

 自分にはそうやって思ってくれるだけの価値はあるんだなと、思うことができました。


 ざっと説明するとこんな感じです。

「小中高、どれが一番楽しかった?」

 という質問をされたら「高校」と答えるくらい、高校生活は楽しいものでした。

 しかし、ここから私の人生がさらに狂って行ったのもまた事実です。

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