【おまけ】バレンタインデー後日談
「そういえば、あのチョコ・・・・めっちゃ酸っぱかったけど、なに入ってたの?」
シオンは恐る恐るありさに聞いてみた。
するとありさはケロッとした顔で答えた。
「え?何って・・・レモン、オレンジ、グレープフルーツなどのフルーツがたくさん。」
その言葉を聞いたシオンは頭を抱えて考えた。
いや・・・絶対レモン一択だけでしょ・・・あれは紛れもなくレモン一択しか入ってない・・・。
シオンはそう思ったが、口に出すとありさが怒りそうだったので、言うのをやめた。
「ふーん。そうなんだ。」
シオンはそれだけ言うと部屋に戻っていった。
ありさはそんなシオンを見て「変なの」とつぶやいて、本を読み始めたのでした。
部屋に戻ったシオンはありさからもらったチョコを眺めて一言。
「さて・・・これどうすっかな・・・。」
あまりの酸っぱさに食べれたもんじゃない。
捨てるにはもったいないし・・・いや~・・・困った。
アレンジして食べようかとも思ったが、酸っぱさが勝ってアレンジ作戦は失敗。
誰かに食べさせるのは俺が嫌だし・・・。
食べないで保管しようかな・・・。
シオンは頭を抱えてありさからもらったチョコをどうしようか悩んでいるのでした。
結局、良いアレンジが思いつかなくて、そのまま気合いで完食して体調を崩したのはここだけの内緒だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます