友達
楚愛は、この
楚愛は、うっとりとそれをみていた。
「好きなの、義洋のこと」
「うわあ!」
何の前ぶりもなく、いきなりことだった。
声をかけてきたのは、しゃれている、スポーツが
楚愛は反射てきに大きな声をだしてしまった。他の人には見られたくない
「今のって、
「え……まあ、うん」
「すげぇ!」
彼女のいきおいに負けて、
「雨の日に突然できるようになったんだ。くわしいことはよくわからないけど」
「いいなー、ボクこういう魔法系好きだからメッチャテンションあがる!」
もう一回、だしてみて。と彼女は
楚愛は頼まれたとおりに、球体をだした。
「うおー!!!! スゲェ!!」
彼女は、大げさに思えるほどオーバーなリアクションをとった。
そして、球体には義洋の姿が。
「あー! 義洋じゃん」
彼女は、義洋に何か関係が?
「……あの、あなたは誰ですか」
「ん? ボクは
「え……」
「で、君は」
「淡野楚愛です」
「楚愛ちゃんね。あと、ボクらは同級生だから、タメ口でけっこうだよ」
「あ、うん」
楚愛と凛瀬は、性格はまったくちがうが、どこか馬があうらしい。はじめましての人とはなかなか打ち解けない楚愛も、凛瀬とはすぐに打ち解けた。二人は、義洋のことを話題にもりあがっていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。