登場人物紹介
振り返りと閑話休題的な意味も込めて登場人物の紹介をします。
別にキャラクター同士の絡みが重要になってくる作品でもないので、読み飛ばしてもらっても一向に問題はありません。
佐藤嘉彦……本作の主人公。だが主人公である意味はあまりない。そもそも佐藤という苗字も読者はほとんど認識していない。唯一謙太が時折「佐藤さん」と呼ぶことによって知るだけだ。下の名前に関しては冒頭に一度出てきただけなので作者も忘れている。今もこの名前が合っているのか不安である。特に考えもなく率直な物言いをしてしまうことが過去にもトラブルの種となってきたが、学習して修正出来るような人間ならば豚箱には入っていないだろう。
仙人……佐藤と同室の老人。人格者で誰に対しても優しく気遣えるのは、どんな過去がそうさせているのだろうか?そしてこの何の生産性もない(ように思われる)一座を主催しているのはどんな意図があるのだろうか?
柳沢……クソキモ豚メガネのAV研究家。だがその達観した様は、死ぬまで童貞男たちの鑑でもある。オナニーとAVとは切っても切り離せない関係であるため、この座では意見を求められることが割と多い。
長田……脳筋筋肉ダルマ関西人。過剰な関西弁がどこか白々しい。作中では最も常識人のためどこか浮いている。常識的な判断を残しているよりもとことんまでバカになって狂った方が幸せかもしれない、という価値観を読者に提示する哀しき筋肉ダルマ。
謙太……中性的なイケメンかと思ったら女装オナというやや特殊な性癖を持った変態。TPOに合わせて男としても女としてもセックスが出来るというのは、エロ神様の化身かもしれない。「ただしゲイではない!」と本人は強調するが、ゲイのは素質は間違いなくあるだろう。
丸本……ほとんど動かない表情。一言も発さない言葉。不気味なことこの上ない存在。出来れば人生において関わり合いになりたくないランキングトップである。だがこの座に加わっているということは、語るに足る何かを彼も持っているのだろう。
慎太郎……やんちゃなクソガキ。この座では唯一佐藤よりも年下。彼もまた仙人の招きによりこの座に加わった。
以上です。では引き続きお楽しみ下さい。
(つづく)
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