再会

ガンベン

第1話

ニュースで原爆の後遺症で亡くなった方の遺骨が

長い年月をかけて家族のもとに届いたと聞いて

浮かんだ詩です。


ドラマと言うか、その出会いを想像したら

泣いてしまいそうです。


長い長い年月をかけて、その方を探していたのは

実は遺骨になってしまった方なのだと、私は感じました。


悲しい思い出を、もう繰り返さないように、遺骨の方が

生きている家族を探していたのかもしれませんね。


悲しいことが起こらないように祈るのみです。


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いつの間にか




離れ離れになった




長い歳月を越えて




ようやく出会うことが出来た




ずっと探してた




ずっと、ずっと探してた




心のどこかで、もう会えないかもって




思ってた。




一杯一杯話したいことがある。




一杯一杯語りたい思い出がある。




一杯一杯聞いてほしいことがある。




言葉は聞こえないかもしれないけど




私の言葉を黙ってきいてほしい




今までの思いを聞いてほしい




もう、遅いんだから




早く会いたかったのに




でも最後の最後で




この人生を終わる前に




あえて良かった




それだけが、生きる希望




あなたに触れて




生きるということを思い出しました




ありがとう




たとえ、声は聞こえなくても




あなたの姿は見えなくても




あなたを思うとき




私の心にあなたはいます。




今まで、私の事を探してたんだね。




ありがとうね。




探してくれて。




ありがとうね。




見つけてくれて




ありがとうね。


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再会 ガンベン @gangbenzhuoye

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