第五話 相談

自室に冬夏を案内したが、そのままスッとベッドの上に座られた。そのままゴロンと寝転がる。其方に恥ずかしいという感情はあるのだろうか…?


「ん…?彰馬、何かあった?」


「えっ。何?いきなり」


「何か様子がおかしいと思ったから。感ってやつ?」


こっっわ!?えっそんなに分かりやすかったかな!?


「話して。彰馬、何か苦しそうな気がする。私で良かったら相談乗るよ?」


冬夏は起き上がり俺をじっと見つめてきた。見透かされてるようで落ち着かないな…まぁ、話したほうがいいのかな…?あまり言いふらすといけない気もするけど…うーん…口止めしておくかな…


「わかった。話すよ…」


俺は昨日美咲に話した内容をそのまま話した。その間冬夏は何も言わずにただ頷いてくれた。話が終わったあと何かを考えてたみたいだが…


「……ふーん。浮気ね…ねぇ、彰馬」


「ん?なんだ?」


「次学校行く時一緒に行こ?」


ん?何故それを今伝えてくるんだ…?意図が見えないけど…まぁ、いいかな


「ん。いいぞ。一緒に行くか」


「うん。じゃあ前集合してたとこに来てね」


「おう」


冬夏は満足気に頷き再び寝転がる。また隣をポンポンしてるけど座れと言ってるのか…?おとなしく座りますよ…


「ん…彰馬…少しだけ寝させて…」


冬夏は眠たくなってきたのか俺の服の袖をそっと掴んできた。これは完全におねむモードですね…仕方ない。寝させてあげますか


「仕方ないな。3時間後に起こすぞ?」


「ん…ありがと…」


冬夏は目をつむり眠りについた。相談というか、ただの報告みたいになったけど…気のせいかな?気のせいだよね?




ーーーーーーーー

【あとがき】

タイトルで気づいていると思いますが第三話の一部修正を行いました。変えたのは最後の部分だけなので一応確認だけお願いします。


そいえば、前作でも書きましたがTwitter一応やってます。興味のある方は探してみてください。名前は蟹肉ソーセージです。そのまんまですね。ラーメンのアイコンだったらそれです。質問箱は常設なので聞きたいことがあったらぶち込んどいてください

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る