裏話No.5:セシリア・オルトガンが欲しいもの
本話まで王族VSセシリア回、かなりと長編となってしまいました。
しかしまぁ、最近ちょっとワルターやクレアリンゼ視点が多かったこともありちょっと忘れてしまっていた方も居るかもしれませんが……実はセシリア、主人公なんですよ。(←多分知ってる)
議題は彼女の今後を左右する大きな物でしたし、その辺を加味して、どうか大目に見てあげてください。(笑)
因みに今回の裏話……。
●本文が長編
●間に裏話を挟むのは何だかちょっと気が引けて自粛した
という背景と、我慢した反動で私の『書きたい欲』が爆発した事もあり、何時になく長文でお送りします! (←笑)
さて。
セシリアはここまで父と母の戦い方を真似ながら、とってもとっても頑張りました。
大凡10歳の子供には出来ないパフォーマンスを発揮しております。
本当にスゴイなぁ、セシリア。(他人事。笑)
何がスゴイって、まずは頭の良さからくる相手を転がす手腕自体。
しかし1番凄いのは、やはり肝が座った感じですかね。
普通は王族やたくさんの大人たちを前にしてあんなにも平然と頭は回りません。
まぁその裏には一緒に策を練ってくれた兄姉への信頼があったりします。
ちょくちょく本文内でセシリアが兄姉の事を思い出していたのはその為です。
その場に居なくても、2人は妹と一緒に戦っていたという訳です。
召喚状が来た時、アレだけで怒っていた兄姉ですからね。
そりゃぁもう嬉々としてこの作戦立案を手伝いましたとも、ハイ。
つまり何が言いたいのかと言うと……
両親の戦法を借り、兄姉共に立てた策で戦った。
この謁見は正に王族(+宰相)とオルトガン伯爵家の総力戦でした。
という事です。
……でしたよね? (皆様に意見を求めたい)
因みに兄姉の尽力については、「セシリアは最初、1人で作戦を立てる予定だった。でも兄姉からの強い要望……基圧力があって、結局作戦お茶会を開く事にした」という裏設定もありました。
実際には本文に書くと蛇足になる気がして辞めましたが。
でもね、この設定、最初は無かったんですよ。
というか、そもそも作戦会議を開くつもりも無かったんです。
なのにあの子達、やるって聞かなかったんです。
そもそも本来の筋では3兄妹のお茶会会議に兄姉が味をしめる予定もなかったので、作者としては完全に考えの枠外だったのですが……まぁそもそも仲良し設定の兄妹ですから、仲良しアピールが出来たと思えば、結果的にはこの想定外も良かったのでしょう。
さて。
セシリア的にはこれでミッションコンプリート。
全て解決大団円……に思えますが、まだ回収していないフラグがあります。
あ、王様がセシリアに興味を持っちゃったのは、ちょっと置いておいてください。
最近もう一つ、今にも爆発しそうなフラグがあったでしょう?
……ちゃんとフラグ演出出来てましたよね?(不安)
それを伴っての最後の一悶着が待っているのですが、実はコレ、10歳編を書く上で『ずっと書きたかった場面』が詰め込まれています。
えっ?!
今までの長いざまぁが書きたいんじゃなかったの?!
と思った方。
確かにそれも書きたかった。
しかし一番書きたかったのはコッチです。
そう、胸を張って言いましょう。
ここをゴールにして頑張ってきたと言っても過言じゃない!
そういう話数になっていると思いますので、どうか最後まで諦めずに追っていただけと嬉しいです。
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