裏話No.17:その瞳に絆される

 



 前話と本話は、久しぶりのレガシーとセシリアのかいでした。

 どうでしょうか、ちょっと重くなっていた雰囲気、少しは軽く出来たでしょうかね?



 今回はレガシーの優しさが滲み出ていた……ら良いなと思っています。

(↑書いてる途中でちょっと自信がなくなった。笑)

 そういう彼が皆様に届けられていれば良いんですが。





 それにしてもレガシーセシリアのことよく見ていますよね。

 よく周りが違和感にまったく気づかない中で1人だけ気付いた! と、褒めてあげたい。



 しかしそれが出来るのも、彼が人間関係で悩み、周りの目に敏感になってしまった故の副産物のお陰です。

 そう思えば、一見悪く見える事も実はそう悪いばかりではないのかもしれません。



 そして、実はもうひとつ理由があるのですが……。

 これはまだ言わないでおこう。

 話数が進めばきっと、後々コレについて話す時も来るでしょう。





 さて。

 今までは社交の雰囲気が苦手なレガシーのために、普段から彼の前では社交の仮面を薄めにかぶっていた彼女ですが、そのせいでガードが弱くなっていました。



 そうでなくとも悩んでいる彼女ですから、薄い仮面にさぞかしレガシーの優しさは染み込みやすかった事でしょう。



 しかしそもそもああいう風に尋ねられなければ、そして相手が彼でなければ、セシリアは話さなかったでしょう。

 そう思うとやはり「流石はレガシー」と彼を褒めてあげたくなります。

 (そして冒頭へと話が戻り、堂々巡りの思考に陥る。笑)





 というわけで、普段なら絶対にしないだろう事(口外してはならない事を他人に相談する事)をしたセシリアですが、今後いったいどうなるのか。

 是非とも見守ってあげてください。


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