裏話No.14:愚かな私
今回はテレーサが『セシリアを怒らせた原因』を知る為に自分の過去を振り返り、過ちに気付くまでが描かれていました。
テレーサの事を思うと……。
あぁ、胸が張り裂けそう。(笑)
テレーサ、「セシリアと公然した場所でも気兼ねなく『対等』でいられる様になりたい」という気持ちが先行しすぎてちょっと暴走してしまったみたいですね。
しかしこれは間違いなくテンドレード侯爵・ノートンが悪いと思うんです。
だって思考操作の仕方とか、躊躇している所にここぞとばかり畳みかけるとか。
ちょっと自分の子供に対して酷すぎます。
まぁ実はノートンにもノートンの考えや思惑があってのこの行動だったりします。
それは必ずしも彼女に愛情を抱いていないからではないのです。
と、これ以上は完全なるネタバレになってしまいますので、此処までにしましょう。
本編をお待ちください。
さて。
テレーサは、きちんと目が覚めました。
自分が悪かったのだと、アレは自分の押しつけだったのだと自覚し、後悔しています。
ちょっと今はまだ、すぐ前向きになれる様な精神状態じゃぁありませんが……。
いつかきっと彼女も前を向いて歩いてくれることを信じたい!
皆様も、信じて待っていてください。
しかしこれで『誰よりも皆の模範となる令嬢』だったテレーサも、人の子なのだという事が分かりましたね。
テレーサだって、時には『令嬢』を保てない事だってあります。
いつもはそれを隠し『令嬢』を演じる事が上手いだけです。
そんな彼女を『空っぽだ』と見抜いたセシリアは、やっぱりテレーサにとって必要な人なのでしょう。
2人の関係値がこの後どのように動いていくのか、仲直りしてくれればいいんですが……。
コレを書いている今時点ではまだギリギリそこまでは書けていないので、滅多な事は言えません。
どうか皆様、祈っていてください。
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