　今回は読者の方々の反響が大きかった（？）アリティーとジェームスの主従コンビの話数でした。

　セシリアに対するジェームスの悪感情と、アリティーの独占欲の光る回だったのではないでしょうか。

　セシリア、とてもジェームスに嫌われています。

　ジェームスが一番気に食わないのは、セシリアが『権利を蹴っておいて、あの態度だから』だそうです。

　でもセシリアからすると、『権利を蹴ったのにまだ構ってくるから、あの態度にもなるよね』という感じです。

　その辺が、アリティー目線のジェームスには全く理解できていません。

　きっとジェームス的には「まさかアリティーの事を邪険にする人が居るなんて信じられない」という気持ちなんでしょう。

　加えてセシリア、社交面ではジェームスには出せない様な成果も出していますからね。

「嫌いな奴が成果を出してると、自分に関係ないのに無性に腹が立つ」

　という心情なのだと思います。

　その気持ちは分からなくは無いですが、彼一応年齢は１４歳ですからね。

　中学２年生が小学３年生に腹立ててる様な年齢差です。

　幾ら主の事があるからとはいっても、なんて大人気ない……。（笑）

　さて、皆様気になるのは『最後、デーラ伯爵を呼んで一体何を言ったのか』だと思います。

　何でしょうねー？（笑）

　こればっかりはネタバレ過ぎるのであとのお楽しみにして頂けばと思いますが、１つ言えるのは『これで準備は整った』という事です。

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