裏話No.4:猛禽類の目

 



 この話数では第二王子・アリティーと、従者ジェームズのやり取り(悪だくみの現場)をお送りしました。



 しかしジェームスもアリティーも、それぞれにホント色々歪んでいますよねー。(笑)

 でもこの2人、タッグを組んだら大変です。



 だって歪んだ価値観を持つアリティーと、ソレに盲目的に従うジェームスですからね。

 出逢っちゃいけない2人が出会ってしまったという感じです。



 まぁそれもアリティーが『必要』と判断したからこそ彼の隣にジェームスが居るわけですから、アリティー的には「なるべくしてこうなった」のでしょう。





 ジェームスとアリティーの出会いや彼の盲目さの起点については、後に本編で明かされる予定です。

 そこにセシリアは果たして関わる事になるのかは――ね。(笑)

 一応『秘密』と言っておきましょう。





 尚、これは今後彼が取る言動への大きな伏線でもあります。



 「まぁ、此処まで歪んでいればそこまでやるか」と後で思ってもらえるような『アリティーとジェームスの酷さ』を文章で表現したつもりです。

 

 だから「え、こいつらキモイ怖い不気味」と思った貴方はよく読んでくれている証拠です、ありがとう。



 皆さんがこの話を読んでどう思ったのかが作者としてはちょっと気になりつつ、現在物語の先を執筆しております。


 ヤバいヤツらVSセシリア。

 キモイ怖い不気味なヤツほど、きっと『ざまぁ』された時の爽快感もひとしおだと思います。

 是非是非この先も温かい目で見守ってくださると嬉しいです。


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