裏話No.3:伊達に10年も兄姉をやってはいない
この話数では恒例の兄妹報告お茶会の模様をお送りしました。
だってキリルとマリーシア、セシリアに構ってもらえないと寂しそうなんですもの。(笑)
どうやらこの兄妹には、偶にほのぼの団らんのティータイムを与えてあげないとダメみたいです。
さて、今回のお話の本筋的意図としては、前話のおさらいと補足をし、次話以降への準備をする回でした。
その辺の話は、今言える事は全て本編に書いてしまっているのでここでは触れるのを止めておきましょう。
そう、此処で触れるのは、彼ら3兄妹の兄弟としてのやり取りについてです。
キリルとマリーシア、今回は非常に上手にセシリアを転がしていましたね。(笑)
それだけ普段から2人がセシリアの『お兄ちゃん』と『お姉ちゃん』をしているという事ではありますが、加えて彼らが『オルトガン伯爵家の持つ頭脳特性を当事者達であるからこそ』十二分に把握できているという事なのでしょう。
転がす方も転がされる方も、楽しくてやってるので安心して見てあげてください。
本編の感想でも頂きました『マリーシアのお菓子好き』の件については、ぶっちゃけ最初はそんな設定、彼女にはありませんでした。
しかし彼女に聞いてみると(←笑)どうやらお菓子好きは昔からのようですが、お菓子を作ってみようかなと思い始めたのはセシリアが4歳の時に行った『お勉強ツアー』の影響があったそうです。
あの時期、セシリアはコック達から専用エプロンまで貰って台所に立っていましたからね。
食事やティータイム中などに、その時の話をしきりにしていたのでしょう。
自分の勉強や身の回りの余裕が出来てきた時に、「そうだ、私もお菓子を自分で作ってみましょうか」なんて思ったのが、彼女のお菓子レシピ開発のきっかけの一つです。
彼女は今、時折家の厨房スペースを借りてコック達と色々相談しながらやっているそうですよ。
彼女の『研究』の成果がいつかお目見え出来ればいいなと思っています。
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