20thキネシス:日常に戦場が普遍的に存在するのは陰キャに限った話ではないという真理

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 地味な黒髪で同世代の少年に比べるとやや小柄な陰キャ、影文理人かげふみりひとは大分追い詰められていた。

 もはや暴力もイジメも怖くはない超能力者であるが、この状況においては打てる手がなく。


「どう? これなんかカッコよくない? ちょっとサイズが表示より小さい印象もあるけどー……」


「センパイ……それ隠すところ以外はほぼヒモだけって感じじゃないです? 下とかどうなっちゃってるの??」


 衣類婦人服売り場、水着コーナー。

 この季節に特設される、女性用水着ばかりの一画。

 夏も終わり間際なので、現在セール中である。


「理人くんはどれが良いー? まぁエッチなのがイイに決まってるんですけどね!」


「あー……理人くんも男の子だからなー。そういうことならあえて際どい水着に挑戦するのもやぶさかではなく」


 イタズラな笑みを後輩の少年に向けている、メガネにミドルボブカットな美人の先輩。姫岸燐火ひめぎしりんか

 それに、赤い顔でクラスメイトを流し見ている、長いストレートヘアに可憐な容姿の全校一の美少女。姉坂透愛あねさかとあ

 水着を持ったふたりに、陰キャは詰められていたのだ。


 そして自分の嗜好を決め付けないでほしいと思う理人だが否定もできない。というかそういうのが嫌いな男子とかいるのだろうかいやいない、反語。


 夏休みが終わり、残暑と授業の再開により生徒たちに疲れが出てきた頃。

 世間は9月末の連休を目前としている。

 理人と姉坂透愛、姫岸燐火は、この連休に海へ遊びに行こうという話をしていた。

 海水浴シーズンからは外れるので、瞬間移動テレポーテーションで南の方に遠出するのだが。


 その前に立ちはだかったのが、この水着購入イベントである。


「わたしは黒かなー。多分白は似合わん」


「そんなこともないと思いますけどー……。確かにセンパイ大人っぽいから黒かなー」


「理人くんはどう思う? いや試着で見てもらえばいっかー!」


「あッ、あ、わたしもちょっといくつか見てもらいたい! 持って来るー!!」


 様々な水着をとっかえひっかえせわしない乙女ふたりが、物陰に潜伏していた陰キャを引っ張り出す。

 理人は放っておいてほしかった。いっそ光学遮蔽クロークで隠れていたい。

 彼女どころかろくに友達もいなかった陰キャラボッチ童貞に、この空間はスリップダメージ入るのだ。もうHPはゼロよ。

 それを分かっていて、理人をオモチャにしている節さえある美少女どもである。

 助けてアランにいさん。あ、ムリだわオレはあんな風には振舞えない。


「どうよ理人くん!? 割とカラダを覆っているように見えるけど実は隙間が多い! 自分でも正直これはヤバいと今ちょっと後悔しているけど!!」


「え? あ? え? だ、ダメなら……ダメなんじゃないですか??」


「…………なんか違う気がするな」


 ふたつ並んだ試着室。右側の仕切りドアが勢いよく開かれたかと思うと、黒いヒモの集合体のようなビキニ水着を着たメガネの美人が出現した。

 エグい、という言葉を自分の語彙力で表現出来ない陰キャである。

 その反応に、挑戦し過ぎて真っ赤になっていた姫岸燐火も、これではないと判断して首を傾げながら仕切りを閉ざした。


 スゴイものを見てしまった、という驚愕と、メガネの先輩は何を言いたかったのだろう、という疑問で理人の頭はいっぱいだ。


「理人くん、わたしのは? これ似合ってる??」


「た、多分? うん、いいんじゃないの?」


「うーん……違うのかなぁ」


 次いで、遠慮がちに仕切り戸を開いた全校的アイドルが、クラスメイトの男子に水着姿をお披露目。

 目が全く肥えていない童貞陰キャラボッチは、かわいい女の子が水着を着ている、という認識しか出来ない。

 故にお世辞として褒める事しか出来ないのだが、ここでも先ほどの先輩のように、姉坂透愛はうなりながら仕切り戸を閉ざしていった。

 なお、シンプルながら胸も腰も隠す面積が小さめなピンクのビキニ水着であった。


 いったいふたりは自分にどんな答えを求めているのだろう。

 超能力マインドスキルでどうにかできる事態か。いや全く解決策が思い付かない。

 もはや恐怖に近い戸惑いを覚える陰キャ超能力者だったが、そこで再び、そして左右同時に仕切り戸が開かれてしまった。


「今度はどうよ!? さっきより普通っぽいけど、なにげにエッチぃ♪」


「はい? ど、どんな…………あ」


「よっしゃこっちかぁ!」


 普通の黒いビキニ水着を選んで来た、と思わせて、ハッキリとは言えないが地味にエロい工夫を凝らされた部分に、無意識に目をやってしまう理人。

 その反応に勝利を確信したメガネさんが、勢いよく仕切り戸を閉じた。


「それじゃ理人くん理人くん! わたしのは、どう?」


「あー、なんだっけそういうの……。なんかそれなら見ている方も安心していられる安心感……ん…………」


「お? おー…………。そうか理人くんはこっちなんだ」


 くるりと一回転して見せるアイドル女子は、腰にパレオを巻いた大人し目なビキニ水着。

 などと思わせておいて、それがフワリと舞い上がったところでチラリと見えてしまうところに、まんまと目が行ってしまう陰キャ。

 姉坂透愛も、よっしゃ、と何かを確信した様子である。


 いったいふたりは自分の反応の何を見ているのだろう。

 理人は困惑の極みにあった。


「これかこれ……これも良さそうなんだけどなー。セールだし両方買ってくかー!」


「向こうで着替えちゃってもいいですもんね。いや……そうかこれは海で流されるという伝説の消耗戦! なんという戦巧者!!」


 陰キャを疲弊させながら色々試着した結果、美人のメガネ先輩とアイドルクラスメイトがはしゃぎながら会計へと商品を持って行く。

 理人はアンダーワールド帰りのように、ほうほうの体で水着コーナーを脱出するのに成功していた。


 仲の良くなった女子ふたりの、直視すると罪悪感を覚えてしまうような姿。

 しかもそれを自ら見せ付けて来るとか、これは新手の超能力マインドスキルかと思うほど精神力を削られてしまった陰キャである。


 だがこれは所謂いわゆる前哨戦というヤツで、本番は再来週に来るのだ。

 既に疲弊しているし、友人と海など行ったことないので今からドキドキするのだが、そこは理人とて男の子。

 美少女ふたりと海とか超楽しみであった。

 絶対口には出せないが。


「そういえば理人くんの水着ってどうなってるの!?」


「次は理人くんの水着選ばないとねー! アレほら……あのピッチリした、水泳選手みたいな?」


「競泳水着、イイじゃない! さぁ理人くんお姉さんの前で脱ぎ脱ぎしてみようかぁウヘヘヘヘ」


 そんなことを思っていると、パタパタと急ぎ足で取って返して来た女子ふたりが、おかしな事を言い出す。

 妖しい笑みの美少女ふたりに再び追い詰められていく陰キャ。

 理人は小娘のように震えながら、今すぐ瞬間移動テレポーテーションで逃げたい気持ちでいっぱいだった。


               ◇


 トイレの個室に入ったら上から放水される、というベタなイジメを受けそうになったので、念動力サイコキネシスで防いだ上で、水の供給元である蛇口とホースの継ぎ目を炸裂させ犯人どもにカウンター喰らわせた。

 当然ながら大事になったが、理人はそれを横目にそ知らぬ顔で手を洗ってトイレを出た。

 後は、ズブ濡れの犯人が教師に怒られようが放置されようが知ったことではない。


 理人の高校生活も、相変わらずという事だ。

 教室内ではほぼ無視され、本人の見ていないところか、あるいは不意を突くようにしてイジメ加害者が食指を伸ばす。

 未だにそれをやめようとしないのは、陰キャをしてもはや怒りというより呆れしか覚えない思いだ。

 超能力マインドスキルを隠しているとはいえ、そろそろ意味が無いのを理解して無駄な労力だと諦めてくれないものか。

 あるいは、やられっぱなしでは腹の虫が収まらない、という逆恨みによるものかも知れないが。


 この高校におけるイジメは、主にある首謀者の意向で動いているのは、知る生徒ヒトぞ知る事実だ。

 偽装優等生と、暇を持て余した暴力的で陰湿な生徒達の共生関係。

 それが、時としてある種の組織のように、秩序だったイジメという犯罪行為を実行する。

 今しがたのトイレの襲撃のように、全く面識のない生徒までがイジメに加わるあたり、イジメる対象個人への感情はそれほど重要ではないのだと思われる。

 暇潰し、仲間との連帯感の確認、カーストへの隷属、そういった力学がイジメの本質なのだろう。


 故に、イジメのターゲットにされるのは陰キャだけに限らない。他にいるらしい事は、理人も小耳に挟んではいた。

 だが、この人物までそういう目に遭う、というのは少々意外である。


「なんです!? やめてください! なにをするんですか!!?」


「まーまーまーそうイキらないでよ。河流登さんもちょっと頑張り過ぎじゃん?」


「そーそー、たまには生徒会長のことなんて忘れて、少しゆっくり休みましょーよー」


「なんなら俺らとちょっと遊ばない? 河流登さん真面目ちゃんだからカレシとかいないっしょー」


 授業も終わり、特に予定も約束も無いので、今日はオフィスにでも行ってみようかと思っていた放課後。

 階段を下ろうとしていたところ、明らかに穏やかではない大声が聞こえて来たので、逆に登ってみることにした陰キャである。

 3階の、美術科教室前。

 黒い長髪を中分けにした真面目そうな女子生徒が、軽薄そうな男子3人に無理やり手を引かれていた。

 ちょっと、散歩行きたくなくて引き摺られているペットの犬、を連想してしまう理人だが、そんな能天気な感想を抱いている場合ではなさそう。


「あッ! あなた……!?」


 とりあえず止めねばなるまい。

 様子をうかがっていた階段の角から姿を現すと、最初にそれに気付いた女子の先輩が思わずといった様子で声を上げた。

 当然、他の野郎3人も目付きの悪い陰キャに気が付く。


「なんだよどっか行けよ。関係ないだろ」

「チクんなよガキ。チクったら殺すぞ」

「いや、チクったらどうなるか教えとくわ。こんなところに来たお前の自己責任ってヤツだからさ。ま、黙って殴られとけ」


 目撃者の口を封じる為だろう、上から見下ろし威圧しながら、無造作に距離を詰めてくる男子生徒3人。いずれも2年から3年生のようだ。

 やや背の低い陰キャと違い、体格はよく言動は粗暴で、相手に暴力を振るい萎縮させられると信じて疑いもしない態度。


 だが理人としては、話が早くて助かる。


「あ……? おい逃げんなよ」


「ダッサ、なにやってんの」


 胸倉を掴もうと踏み込んできた男子と同じだけ後ろに下がり、その手を空振りさせる。

 相手を掴み損ねた男子は、他の男子に笑われ一瞬で激昂。

 床を踏み切り、足の裏を陰キャの腹に叩き付けた。


 3秒前。


 床を蹴った男子が陰キャに蹴りを叩き付けようとする。

 片脚を引いて横向きになる理人は、そこから半歩だけ退がり回避。

 蹴りを出してきた男子は、全力で窓下の壁を蹴っていた。


「がぁああああ!?」


「お前何やってんの?」


「イキリ過ぎだろ、ウケ」


 当然ながら、普通の人間がコンクリ壁に足を叩き付けるなどすれば、無事には済まない。

 痛さに耐えかね、脚を抱え込み片脚で飛び跳ねる男子。

 呆れたように吐き捨てる他の男子の一方、最後のひとりは嘲笑で声を弾ませながら、陰キャへ向かいステップを踏みはじめていた。


「ウエーイ!!」


 跳ねるように雑な飛び蹴りを繰り出してくるが、こちらもポンッと教室側に軽く飛んでやり過ごす。

 おっとっと、と自分が跳んだ勢いでたたらを踏む跳び蹴り男子。

 フットワークを効かせる真似をしながら、ニヤニヤ笑い陰キャへと向き直った。


「おーおー余裕じゃーん。よし、お前には名誉あるサンドバッグの役を与えるわ。拒否権無しな」


 跳び蹴り男がボクサーの真似事か、パンチの素振りをして見せる。

 素人の理人からして、それが単なる素人パンチであるのがすぐに分かった。


「オラァ! ワンツー! からのストレートぉ!!」


 拳を投げるような打撃を、これも相手の側面に回る形で簡単に無効化する陰キャ。

 すぐに向き直る相手だが、やはりパンチのタイミングで横に動かれるので空振りばかりで意味が無い。


「ッは! なんだよ! 動くな! おい池、お前捕まえとけよ!!」


「はー? 全然あたらねーじゃん。カッコつけてダサすぎ」


 既に息が上がっている跳び蹴り男は、声を荒げながらもうひとりに助けを求める。最初に壁蹴りした男子はまだ脚を抱えていた。

 無造作に理人の後ろへ回り込もうとする三人目。息を整えながら、ボクサーのポーズで近付く跳び蹴り男子。もはやステップを踏む余裕は無いらしい。

 三人目が理人の首根っこを掴もうとするが、当然ながらそれを許す理由も無かった。


 見もしないで後ろから伸びる腕を横に動いて避けると、跳び蹴り男子のパンチの軌道とタイミングが分かるかのように、目付きの悪い陰キャはその脇をすり抜けてしまう。


「何やってんだよ捕まえとけって言ったじゃねーか!」


「っせーな文句言うならテメーでやればいーだろうがよぉ!!」


 窓側に移動する陰キャに、怒鳴り合いながら左右から挟むよう追い詰めていく男子ふたり。

 自然、もう相手は逃げられない、と顔には出さないで内心ほくそ笑む跳び蹴り。


「ったくいい加減もう死んどけよ!!」


 やせ我慢で疲れを隠す飛び蹴り男子は、口元を吊り上げながら全力の大振りで殴りかかった。

 これも、ツイ……と、窓とは反対側に歩き回避の動きを見せる陰キャ。



 無意識に相手を追い拳を動かす跳び蹴りは、紙一重で理人に逃げられ、その後ろ・・・・にいた三人目を全力でぶん殴っていた。



「い゛ぃいいいいい!!?」


「あ……ヤベ」


 陰キャの背が少し低い関係で、跳び蹴り男のストレートパンチもどきは三人目の喉仏を直撃。

 狭い管に無理やり空気を送り込むような雑音を上げ、三人目の男子は首を抑えてのた打ち回っていた。

 不可抗力とはいえ、味方の側の男子を殴ってしまい、ポカンとした顔で硬直する跳び蹴り。

 それでも陰キャへの執着故か、すぐに黒い感情で顔を歪めながら理人へ拳を叩き付ける。


 べギィッ! と。

 そのパンチは美術教室の壁に突き刺さり、壁板と跳び蹴りの拳をどちらも壊していた。


「あッ!? あ゛ぁああああ! うぅうううう!!!!」


 血塗れの腕を抱えてうずくまる跳び蹴り。

 他は、脚を抱えて座り込んだままの男子と、首を抑えて仰向けに倒れうなっている3人目。

 死屍累々の暴行男子を見降ろし、理人はこっそり息を吐いていた。


 超能力マインドスキルを悟られず、更に自分からは手を出さず敵を処理するのは神経を使う。

 しかし基本的に、裏世界アンダーワールド以外では超能力マインドスキルを隠さなければならない。

 それに、分かり易く・・・・・手を出して責任転嫁されるような隙も作りたくはない。

 今回は他に被害者もいるので多分大丈夫だったろうが。


 と、ここで理人ももうひとりの存在を思い出した。


「あ……センパイ大丈夫? ですか??」


「は……はい。影文、さん? その、ありがとうございました。アナタが助けに来てくれるとは……。

 それに、意外、と言っては失礼かもしれませんが…………」


 生徒会長候補の河流登先輩は、倒れてうめく暴漢3人と弱そうな陰キャへ交互に視線をやり、なんと言っていいか分からない様子。

 動揺も当然だとは理人も思う。

 とりあえず倒れているバカ三人はさっさと教師なりに引き渡そう、と思いその旨を先輩に伝えた陰キャだが、それを聞いた途端に男どもは片脚で飛び跳ね、喉を押さえ、腕を抱えながら逃げ出した。

 これは追った方がいいのだろうか、と思う理人だが、河流登先輩を置いていくのもどうだろうかと。


「あ、アレは明日にでも先生に報告しましょう……。今日は帰ります」


「そですか……。あ、それじゃ送って――――」


「大丈夫ですよ。もう大丈夫…………」


「先輩、先輩、そのバケツは先輩のなんですか? 先輩??」


 キリッとして冷静に見えながら、美術部のモノらしき使い込んだ金属バケツを持って歩き出す河流登先輩。

 明らかに動揺しているので、一度は断られた陰キャではあるが、やはり帰り道を送っていくことにした。


 そして、


「なんなんだよアイツ……!? こんなところにまでしゃしゃり出て来て、なんで……」


 階段から見て美術室とは逆方向にある廊下の曲がり角、そこから様子をうかがっていたエセ優等生が陰キャの姿を凝視していた。

 バカ3人を使い生徒会長候補に圧力をかけ、自身はそれを見届けるだけの考えだったが、結果は完全に空振り。

 しかも、よりによってまた・・同じクラスの陰キャに邪魔されるとは。

 単に失敗しただけなら実行犯3人の無能ということで済ませられるが、こうなると自身の失点のような気がして、腹立たしさも増すというものである。


 ただ分からないのは、直に目にした影文理人の、あの身のこなしであろう。

 以前に締め上げようとした際にも刃向かわれ簡単に不良たちを返り討ちにされてしまったが、その時よりも更に得体が知れなくなっている。

 暴力行為の現場になるようなら証拠を押さえられる、とスマホで録画していたが、生意気な陰キャはとうとう最後まで自分から手を出すことなく、バカ3人を自滅させてしまった。

 まるで、相手の動きの全てが読めているかのように。

 しかも一度は、背中に目が付いているかのような異常な反応まで見せている。


(アレはちょっと格闘技を齧ったとかそんな次元じゃない……。いったいどんなチートを使ったんだよ、お前ぇ!)


 今までは単なる学校の秩序への反逆者という認識であったが、ここで理人に対する花札星也の認識は、異なるモノへと変った。

 より気味の悪い、自分の人生の中に紛れ込んだ異物として。

 あるいはそれは、超能力のような・・・・・・・

 そんな考えも頭を過ぎるが、非現実的な考えそのモノが現実に負けているような気がして、すぐに振り払った。




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