第0話 悪徳医師 丸二とのファーストコンタクト
あれは ある夏の出来事だった 6月で すこし暑い日だった
家の付近を散歩中、突然まっすぐ歩けなくなったのだ
そう、わたしは 結論から言うと脳虚血発作を 起こし 救急車で運ばれた。
だが 幸運なことに 救急車で搬送中に 症状が 収まったのだ
イタズラだと思われないように 救急隊員に 症状がおさまったことを証言してもらい
柏藪病院にて 検査 治療を 受けることになったのだ。
MRI 検査などが 終わり 第一処置をしてくれた医師の診断は
『脳虚血発作、このあと脳梗塞に発展する可能性あり』とのことだった。
その医師は 脳梗塞を 起こさないように 入院し 治療することを勧めて来たのでわたしは入院することにした。
病棟へ 運ばれ 脳内血管が 破裂しないように 治療が開始された。
翌朝 MRI画像を 撮りおえた わたしのもとに やつがやってきた。
そう 因縁の相手 悪徳医師 丸二である。どうやらやつは病棟の責任者のようだ
やつは 開口一番 こういった
丸二「脳梗塞 起こしてないので 退院してください」
わたし「は?脳梗塞 おこないように 昨日から投薬してんだろ?」
丸二「あ、外来の診断ですか?あれは誤診です あなたは なんでもありません」
わたし「じゃぁ この 手足のしびれや 現在でている症状は どう説明するつもりだ?」
丸二「そんなの 知りませんよ 午後までに 退院おねがいしますね」
このヤブ医者 ろくな死に方しないぞと思いつつ、わたしはさっさと退院した。
このときのわたしは18ヶ月後 やつと再会することになるとは思ってもいなかった。そう、丸二が治療を妨害したせいで中途半端に遅れて脳梗塞がわたしを襲ったのである。
この時点でわたしの心のなかで丸二は 親の仇 認定されたのであった。
そして この物語は わたしが 体験した 丸二病棟 の 闇 を取り扱った実話、エッセイである。
無論 実名ではなく名前はかえてあるがね。
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