第12話 第一部完 -赤いフェラーリの天才、奇策を思いつく-

混乱するNATO軍の技術陣オフィスで、赤いフェラーリでオフィスに乗り付けたコードネーム ムーユージが奇策を思いついた。

「最初期のメガドライブには手半田のジャンパー線があるから、それがアンテナになる周波数の電磁波を照射すればよいのではないか?」


ムーユージ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%A3%95%E5%8F%B8


その提案を聞き、すぐにNATO軍のタスクフォースが組まれ、3日で巨大パラボラアンテナの照射器群が準備された。


第二次のソヴィエト無人知能戦車師団の大侵攻の際、戦車砲のアウトレンジより強力なパラボラ照射を行ったところ、戦車団は沈黙した。


これによって、メガドライブによる無人兵器の脅威は終結した、かに思えたのであるが・・・


(第二部へ続く)




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