第7話 アンチフェニックスミサイル ーついに明らかになった正体ー

1990年某日。NATO防空圏に、ロシア軍機と思われる国籍不明機が侵入してきた。


すぐにアメリカ空母からF-14トムキャットが出撃し、アウトレンジから2発のAIM-54 フェニックスミサイルを発射した。これによって国籍不明機は撃墜される-はずであった。


F-14トムキャット

https://ja.wikipedia.org/wiki/F-14_(%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F)


AIM-54 フェニックスミサイル

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)


しかし、国籍不明機もアウトレンジから小型のミサイルを複数発射し、「フェニックスミサイルを」撃破し、そのまま飛び去った。


NATO軍は1発200万ドルのフェニックスミサイルを撃墜したこの未知の新ミサイルに大混乱に陥り、このミサイルの破片を広大な海からくまなく探し回った。


そして、ついに発見したのだった。「MEGA DRIVE」と印刷されたプラスチック外装の破片を。

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