第117話 10月11日 9 珠弓誕生会
「うわー。これはすごいですね」
「マジで3段だよ」
「、、、」
現在綺麗になった光一の部屋にて。まあ荷物は隅っこに積まれただけなんだがな。まあ床が見えるから良しだろう。
で、光一が買ってきたという、、、。謎な3段ケーキがお披露目、、、。うん。本当に3段だ。これは、、、。タワーだな。切り分けるのも大変だと思うが、、、。っかすごい量だな。どうするんだよこれ。である。
「ロウソク立てるか?立てるよな?」
「、、、。光一。崩れる可能性があるからやめとけ。って珠弓ロウソク消したかったか?ここ何年とその光景は見てないが、、、」
「、、、」
俺の横で珠弓は全力で首を横に振っていた。うん。ロウソク不要だな。
「にしてもすごい大きさですね」
と桃園さんは写真を撮りながら、、、。つぶやいていた。
「これ全部ショートケーキ?なんだよな?」
「見た感じイチゴのショートが3段ですね」
「とりあえず、、、。上から分けるか」
「ですね。あっ、一番上にあるでかでかとハッピーバースデーと書かれた板チョコ?は珠弓ちゃんにですね」
「板チョコだけで腹膨れそうだな」
そこからケーキの解体?作業が始まった。
ちなみに男4人は珠弓から渡されたまあ、、、。先ほどのあまりだな。俺たちが食べていたチキンを取り合いしていた。なので静かである。
っかさすがに板チョコが大きすぎるということでそれは珠弓と桃園さんが分けていた。それから上から順番に切ってみて、、、。ってこれ中にもイチゴがたくさんというか。すごいなこれ。ってこれ、、、。いくらしたんだろうか?というのはあるが。まあ光一が払っているので聞かないことにした。そのうち実家の方からなんか言われそうな気がするが、、、。俺は知らん。
それから桃園さんと珠弓が上手に分けてくれて、、、。とりあえず2段目と少しまでお皿に取り分けた。
そしてそれを珠弓が超超超嫌そうに、、、。光一たちの方にも運んで、、、。まあ光一たちはめっちゃ嬉しそうにしていたから、、、。まあいいだろう。
とりあえず7人でケーキいただきますだ。
う味は、、、。めっちゃ美味かった。イチゴも甘いし。クリームもちょうどいい感じだな。うんうん。だが、、、。量がすごいな。うん。多すぎ。
さすがにケーキはバクバク食べれるものではなかったので、、、。
「これくらいで後は黄金先輩たちにまかせましょうか」
「だな。一番下が丸々残ってるがな」
「大丈夫ですよ。いろいろ理由つけたらすぐ無くなりますよ。あの先輩たちなら」
「、、、」
多分この後男4人によるケーキ消費大会が行われるかと思うので、、、。俺と珠弓桃園さんは片付けのち。
「じゃ、光一後はまかせた。ケーキありがとな」
「ちょ!珠弓ちゃん!!!!帰るの!?もう帰るの!?!?」
「黄金先輩。ケーキ無駄にしちゃだめですよ?」
「お前は黙ってろー!!!」
「、、、。ケーキに顔突っ込ませますよ?」
「桃園さん。それはケーキがかわいそうだからやめておくように」
「あっ、そうですね。じゃ、お邪魔しました」
「、、、」
珠弓も最後に一応ぺこりとお辞儀のち。俺たちは隣の部屋へと戻った。
お人形さんへのケーキ、、、。さすがに驚いていました。
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