第3話 2月16日 3 始まりも無言

少しして珠弓が俺と光一がすでにいる小学校に入学したのだが……。

珠弓はなかなかの問題児……と言う言い方はおかしいかもだが……。

まあうん。問題児でいい気がする。

あの頃の担任の先生たちはかなり大変だったと思うよ。うん。間違いなく。


珠弓とは登下校を一緒にすることが多かったので、光一もそのあたりでやっと気がついていたが……。


珠弓は基本話さない。


いや。全く話さないか。

頷いたりは…。まああるのだが……ホント話さない。無口だった。


登下校も一緒には行くが、しばらくはホント俺たちと一緒に歩いているだけだった。それでも光一が馬鹿みたいに毎日珠弓に話しまくるから……。

どんどん珠弓と光一の距離が離れていったが……。

2人の真ん中にいつもいた俺はどーしろいうんだよ。って感じだったな。左側はうるさい。右側は無言。逆のパターンもあったが……まあ俺は極端な2人に挟まれるという日々が続いた。


ちなみに珠弓は俺たちの前だけで無口。

ということではなく。家でも学校でも全員に対して無口。話さないだった。


これは中学くらいで珠弓の親から聞いたが…。

面談の度に先生たちには何度も同じことを言われていた。と笑っていたっけか。

ちなみに親とも珠弓はほぼ話さないらしい。まあさすがに親とは……話さない。ということはないらしいが……けど多くは話さないらしい。

でも親は何か感じるのか。無言でも子供の事はわかるらしく。まあ特に気にしていなかった。ということらしい。

というか。最近では自分の子に激甘な弥刀家の親。かわいくかわいくて仕方ない。という感じで見ている。というか言っていたな。うん。めっちゃ言っていた気がする。

確かに珠弓どんどんかわいくなっていっていたからな。うんうん。


まあそんな無口の珠弓は学校でもすぐに知名度が上がっていた。

まあ無口もだが……めっちゃくちゃかわいい1年生が居る。と。すぐに有名人となっていたな。


はじめの頃は、周りの生徒もあの子は緊張してる。やら思ったらしいが……。

次第にあれ?と、なったみたいで……。

噂では、本当にお人形さんなのでは?やらが全校に噂で流れていたとか。


学校生活でも周りの人と話さないから……まあ大変だったとか。

ちなみにだが。珠弓が超お馬鹿だから。とかいうことがバレないために話さない。ということはもちろんなく。っかむしろ珠弓はめっちゃ賢い。


聞いた話によると。

教科書を読むことは当てられても絶対にしない。

けど黒板などに書く場合は普通にスラスラと……。

いやいや、ちゃんと授業やれ珠弓。読むも大切だろ。なんだがね。

まあ今更言っても遅いか。これは何年も前のことだし。ってまあ読まない。なので周りも次第にというか。賢いし。かわいいからいいか。みたいな雰囲気になっていったみたいで……。

っか今思うと…。あの小学校……大丈夫か?と。

あっ、まて、中学校もか。うん。

高校は……どうだったかはあまり知らないのだが……まあ同じような噂は耳に入っていたので……同じかと思う。うん。っか。休みにこういう家族の集まりで会っている限りではホント出会ってから今までずっとこんな感じなので……多分高校も同じでいいな。うん。無言を貫いていたと思う。


とにかく。

「弥刀珠弓」という人間は日常的な必要最低限の事も話すことなく大学生にこれからなるのだと思う。マジか……である。


そうそう。ちなみに珠弓は……いままでの感じでわかっていると思うが。

光一に対しては出会いが最悪だったため。完全に相手にしてない。

けど俺の横には大人しく居る。うん。よく居るな。

っかよくいるというのは……今までに2つくらいのきっかけがあり。こんな感じになっている。と思う。うん。俺が勝手に思っているんだがな。もしかしたら違うかもしれないが……珠弓が理由を言ってくれないのでね。とりあえず俺の予想でしかないが……多分ね。思い当たるのがその2つくらいしかないので……。

まあとりあえず話してみると…。


1つ目は俺が小学校の2年の時か。出会って2か月くらいしたある日。確か昼休み?だったと思う。

その頃の俺は、休み時間には基本光一やほかの人とよく外で遊んでいた。

まあその頃から光一に引っ張り回されていた。が今思うと正しいか。

そして同じ学校に入学してきた珠弓は無口で全く話はしない。でも……教室の自分の席から動かない。とかではないみたいだったので、その時の休み時間は外に居たらしい。


まあ珠弓が入学してからしばらくすると……。

休み時間になる度に俺と光一の教室によく来ていたな。

1、2年生は同じ階だったから珠弓も来やすかったのかもしれないが。

来たからといっても俺たちに話をしに来たとかではなく。うん。ホント一切話さない。ただ近くに居るだけだった。

そして俺がずっと見られてた……というか俺の横に居ただな。

だから一時期あのお人形さんがいつも寄っていく男子は誰なんだ?みたいな噂があったような……うん。噂ってか……聞かれたりもしたような……小さい時だからあまり覚えてないというか。別に家が近いから……とかしか聞かれても言ってなかった気がするからな。


ちなみに俺がちょっと珠弓に話かけてみても……。

まあ、無言だった。たまにちょっと反応?はなくもないが基本無言だった。話しかけるとこちらは見てくれたんだがな。


あの時は何で珠弓は毎回俺のところに来るんだ?と思っていたが。

今思うともしかしたらクラスに知り合いがいないから。俺たちのところに来ていたのかもしれないとか思ったが……それも本人が言わないからわからないな。


そうそう光一はこのころも毎回会うたびに珠弓に告白して……無視されていたな。っか光一がウザいがために、基本俺のそば。多分俺は特に何も言ったりしなかったから……まあ珠弓的にはそれが良かったのか。なのであの時も俺についてきていたのかもしれない。


話を戻すと。

あの時の休み時間。多分俺たちの近くにいた珠弓は、周りを見ていなかったのか。または相手が周りを見ていなかったかは……まあ詳しくはわからないのだがグラウンド。外に居るときだな。そこで他の生徒とぶつかってしまったらしく。身体の小さかった珠弓は派手に転んでしまったのか。俺が偶然珠弓の存在に気がついた時には、手や膝から血を流し。珠弓がうずくまっていた。

そんな珠弓を見つけた俺は……えっと多分光一たちとかくれんぼ?鬼ごっこ?かなんかで遊んでいる途中だったかと思うが。そんなことは気にもせず。

うずくまっている珠弓に駆け寄ったんだよな。


俺の記憶が合っていれば……俺が駆け寄った時には確か多分珠弓とぶつかった相手。上級生の男子が隣にいたはずだったが…。

俺が珠弓に「珠弓。大丈夫か?」とか話しかけている間にいなくなった。と記憶している。多分逃げられたな。まあお人形さんを怪我させたやらの噂になったら……えらいことだからな。ほぼ全校で噂はあったらしいからな。だから少しでも早く逃げるか。っか、なんか駆け寄った俺の方が周りから変な感じで見られていたかもだが……

その時の俺は気にすることなく。珠弓を心配していた。

珠弓はうずくまってはいたが。泣くこともなく。でも多分痛くて動けないみたいだったので、俺は珠弓をおんぶして保健室まで連れていった。その後は先生にまかせた。って感じだな。


そうそう余談。

こういう時に光一は珠弓のそばにいれば良いのに……あの時の光一は遊びに夢中で下校時に珠弓の大きな絆創膏やらを見るまで全く知らなかったとさ。なんだよな。


あっ、そうそう。その下校時だったま。珠弓の家の前でいつものように珠弓と別れる時。 普段の珠弓はそのまま無言で家に入っていくのだが……。


その日は違った。俺が「また明日」みたいな感じで、いつものように珠弓に声をかけると……。


はじめて珠弓が反応というか。ちゃんと俺の方を見て小さく手を振ってくれたんだよな。


まあその光景を見た光一が……。


「ちょ、なんでだー。俺には!?珠弓ちゃん!じゃーなー!おーい!俺にも手振ってくれー。珠弓ちゃん!!」


と、大きな声で叫んで言ってたっけか。

珠弓は光一が叫んだ瞬間に最速。超高速で家に入っていったけどな。無駄な動きなくというやつだな。


まあ珠弓の態度の何かが変わった時の1つだな。

まだまだ声を聞くのは先だが……ちょっと変わった時だったと思う。


なお、ちょっとそた変化があっても、それからも珠弓の無口は続いた。

でも、仕草というのか。頷きやらが少し増えた気がする。


……光一に対しては冷たいというか。距離を置いていたが。


っか。光一の会ったら告白する。あれは……ダメな気がする。うん。あれがなくならない限り。珠弓の心は開かない気がするしな。うん。今でもだな。


そして2つ目は俺が中学2年の時か。

って、そう。中学校になるまでの小学校生活中は結局珠弓の声は聞くことはなかったんだよな。

びっくりだよ。なので…。周りからはずっと「お人形さん」と珠弓は呼ばれ続けて……。

なぜか……みんなの癒しとなっていたとか。珠弓の特殊能力なのかわからないが……なんかまわりからは神様みたいに扱われていた気がする。うん。珠弓様だな。


ちなみに珠弓が6年になる時はもちろん俺と光一は中学生。 珠弓は小学校に1人。

だがそれが逆に知り合いや友達を作るきっかけ……とか思っていたが。

いやいや。だったらしいな。

まわりもお人形さんや神様やらやらいろいろ言っていたみたいだが……光一経由で聞いた話。まわりとは一切関わらず。1人で居て無言だったと。でもクラスの癒しになっていたとか……謎というか……何というかだったな。


とりあえず、ずっと無口。無言が珠弓である。ってか話がいろいろ広がっていたが……。

戻して俺との2つ目は何があったかというと。


中学2年に俺がなると。1年年下の珠弓がもちろん同じ中学に入学してきた。


中学入学してきた珠弓はまた小学校と同じように、俺と光一の教室に通うようになった……ということになる前に入学初日からクラスの超人気者になっていたらしく。珠弓は困り果てていたらしい。まあみんなに囲まれて自由に動けなくなっていたらしい。

まあ困り果てていた。やらはその時の珠弓の雰囲気から俺が勝手に思ったことだが……多分合っている気がする。だって珠弓は教室で休み時間になる度に他の生徒にぎっしりと囲まれていたらしいからな。


と、いうことを俺が知っている理由は珠弓の親から中学2年になる前くらいに「中学校でも珠弓をまたよろしく」みたいな感じで言われていたので。

ちょっと1年のクラスに様子を見に行ったことがあるから。


まあ実は俺と光一が中学生になっても、小学校と中学校は近くにあったので朝の登校は同じ。帰りも毎日珠弓が中学校の校門のところで待っていたので一緒に帰っていたから「珠弓を……」と珠弓の親から言われたが。

まあ今までも毎日気にしていたから。とくに変わりないといえば変わりなかったんだがな。でも改めて頼まれたし。ちゃんと教室の方へも見に行くことにしたんだよ。


そしたらだ。

入学して少ししてから1年の教室を俺が見に行ってみたら…。びっくりするくらいの人の山がとあるクラスにあった。

そしてその人の山の中心が珠弓だった。


中学校は他の小学校も混ざるので新しい人。というか。小学校の珠弓を知らない人も居た。

なので、中学校になるまではちゃんと成長していた珠弓は……まあ、さらなる美少女に成長していて、まわりからはかなり人気だった。

いや、ほんとかわいかったからな。スーパー、いやハイパー無口だが。それが無かったら……ホントさらにやばいくらい人気出ていただろうな。

まあその見た目と今があまり変わらない気がするが……って、これはいいか。ちょくちょく俺は思ってしまうのだが……実際に珠弓に言ったらホント拗ねられそうなのでね。


……。

……。

……。


って現在にちょっと戻ってみるが。まだ親たちも別の話で盛り上がっているからこの話の続きもできそうだな。っか呼んでおいて……何なんだよ。だが……まあ仕方ないか。


……。

……。

……。


中学校入学直後から大人気の珠弓は多分ああいうのは嫌い。だったのだと思うが。かなりの人だったので動くに動けなかったのか。チラッと見た顔はいつも通りの表情。俺や光一といる時と同じ顔に見えたが……俺が見た限りあれは困っていたと思う。


そしてその人の山から珠弓を助けたのは…。光一だったんだが……ね。うん。光一だったんだよ。俺は特に何もしていないんだよな。中学の時は。


何があったかというと……。

俺が珠弓の様子を見に来た時。光一も当たり前のように俺と一緒に居た。

っか「付いて行くからな!」と、うるさかったから。まあ連れてきた。

そして光一は珠弓のクラスで……まあ珠弓のまわりの人の山を見て……。


「おいおいおい!俺の彼女に何してるんだー!1年ども!道開けろやー!道!珠弓ちゃん無事か?珠弓ちゃん!!」


とか言いながら1年の教室に光一が突撃していきましてね。


あっ、光一は、中学でも当たり前のように、ずーっと珠弓に会うたび告白を続けている。そして勝手に珠弓の彼氏?に光一の中ではなっているようだった。

であのときは……光一的には困ってる彼女を助けたヒーロー気分?だったと思うんだが。


現実はね……。

確かに光一の登場で珠弓の周りに集まっていた1年の生徒たちは驚いた感じになり。珠弓から一斉に離れた。クラスはざわざわだったな。

まあ、突然の上級生登場だしそうなるわな。慌ててズッコケている生徒もいた気がするし。


まあちょっと気になったのは、光一の登場に集まっていた1年生たちが驚くのはわかるのだが……1番驚いていた人は……多分珠弓だったと思う。

いやいや珠弓よ。光一のこと知っているよね?だったんだが……かなり驚いた表情をしていた気がする。あの表情もレアな気がするが……あの時はみんな光一を見ていたんだろうな。多分俺以外にあの時珠弓に表情を見ていた人は…。光一が見ていたかもだが……うん。気が付いたかな?であるが……わからん。まあとりあえずクラスの人は気が付いていなかったと思う。


でだ。

光一が教室に入っていき。叫ぶ。叫ぶ。

集まっていた1年生たちが全員が光一を見た瞬間くらいに……だったな。


ガタン。


と、教室内で椅子が動く音がして……。

珠弓が立ち上がり。結構なダッシュで光一の横を最速で通過。足速いな珠弓。その運動能力少しでいいから話す方に回さないか……?とか確かその時は俺は思っていたっけか。うん。


ちなみに光一は珠弓に通過されて……。


「へ?珠弓ちゃん?ちょっ。俺ここ……」


と光一が言っていたかと。

でも珠弓は止まることなく。

そのまま俺のところまでダッシュしてきた。その時の顔は昔見たものと同じだったな。恐ろしいものを見た。この世の終わりだっけか?みたいなあの顔だった。

初めて光一と会ってすぐ告白された時の顔。あの時は親のところにだったが。今回は親がいないからか。俺のところに来るなり。俺の後ろに隠れていた。


全員が俺と珠弓?を見えてるのか知らんが……。

完全に俺の後ろに入った珠弓はみんなからは……見えてないか。

まあとりあえず俺に注目が集まったのだった。

俺……何もしてないんだけど……だったんだがな。無駄に注目された気がする。


さらに。


「弥彦ー!どうしてこうなるんだよー!珠弓ちゃんいつ振り向いてくれるんだよー!」


光一は教室の中から叫んでいたから……収拾がつかないというか……どうするのこれだったな。

まあその時の俺は……。


「知らん。っか、俺なんもしてないし。立ってるだけだったのに、今ここに居る1年全員から注目されてるからこれなんとかしろ。金持ち野郎」


と、光一に言ったら……。


「断る!」


と、即言われたな。そして後ろに居る……。


「珠弓もなんとか……って無理か」

「……」


うん。教室内には誰も助けてくれる人。この状況を解決してくれる人が居ないので……俺は後ろを……だったのだが。

まあ後ろを見ると、見ただけで「無理」と。言っている?伝えたかったのか。

とにかく連続で頷いている珠弓がいた。めっちゃ頷くな珠弓。首疲れるぞ?だったな。


そして1年の教室で俺たちが目立ったあと。

どうやら中学校でもお人形さんは俺や光一。上級生とのつながりがある。みたいな噂が広がったらしく……人は集まりにくくなったらしいな。

珠弓を困らすと何かうるさいのがやってくる的な噂もあったらしいし。ってうるさいのに俺入ってないといいんだけどな……と思ったんだが。実際どうだったんだろうか。まあ知らないことは知らなくていいか。


でだ。珠弓はそれからもまたよく俺の近くに居るようになったので……。


「弥彦ー。なんでお前の横には珠弓ちゃん来るんだよー。俺には全く振り向いてくれないのに」


とか光一はずっとぶつぶつ言っていた。いやぶつぶつではないな。騒いでいただな。毎回ウザかったし。うん。


そうそうあの騒動の後は、

次の休み時間あたりからか。珠弓は2年の教室に来るようになり。あれだな。身動きが取れない。は解決したらしい。

まあ珠弓は俺たちの教室に来るようになったので2年の中でもすぐ有名人になりました。何だがね。


後は……それからしばらくしたある日の帰り道だったな。


光一は帰り道の途中で誰かと遊ぶことになった。とかで途中で消えていき。

その時は俺は珠弓が2人で家へと帰っている時だった。そうそう「そういえば俺は小学校のころから1日も欠かさず珠弓と帰っているな」と俺がふと思った時だったな。


それは不意にやってきた。俺と珠弓は珠弓の家の前に着き。

俺はいつものように……。


「じゃまた明日。珠弓」


と言った。

いつも返事はないが最近は手を振り返してくれる珠弓だが今日は……。


「……うん」


と小さく頷きながら小さな小さな声で珠弓は言い小走りで家へと入っていったのだった。


「………………………………」


何が起こったのか俺はしばらくわからなかったな。

少ししてから……。


「……今話した?珠弓が?」


あまりに不意。急だったので中学2年だった俺はしばらくフリーズしたのを覚えている。下手したら数分。もう少しか?うん、その場にフリーズしていた。


いや、聞き間違い。気のせいか?と思ったが。

たしかに「うん」という声を俺は聞いた。

これが初めて俺が珠弓の声を聞いた時だったということだ。


そして珠弓は、翌日からは少しずつ話すように……なるわけがなく。

やはり無言。まあたまに頷くはあったか。


でもその後からか。

ボディタッチ?とでもいうのか。俺を呼ぶとか。こちらを見てほしい。というのか。そういう時は肩をツンツンしてくるようになったな。

俺としてはちょっとくすぐったい。っか。後ろから急にくるとびっくりするが……。

ちょっと珠弓が変わったというか。

まあその光景を見た光一がまた大大大絶叫していたりしたが……。

それはカットでいいだろう。

めっちゃうるさかったし「どういうことだー!!!!!!!」みたいに叫んで、また珠弓が俺の後ろに居た。ということだからな。


まあこれが過去にあったことの一部だな。






この時のお人形さんは、2文字言葉を発した。

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