第伍話 【 二人だけの秘密 】

 灰夢はその日、一人の時間を過ごそうと、

 植物庭園の湖エリアで、静かに釣りをしていた。




「敷地内に自然があると、こういう時はありがたいな」


 自然の中、波の音を聞きながら、岩場で日に当たって時を過ごす。

 普段の騒がしさを忘れるような自然の温もりを、灰夢は味わっていた。


「お前らがいると、より一層自然を感じるな」


 その言葉に喜び、舞い踊るように、キラキラと光りながら、

 灰夢の体の周りを、水の微精霊たちがクルクルと飛び回る。



 ──その時、チャポンッと釣竿の浮きが沈んだ。



「お、来たか……」


 灰夢が勢いよく竿を引くと同時に、ザバァンッと獲物が飛び出す。


「…………」

「……すやぁ〜……すやぁ〜……」

「…………」

「……すぴぃ〜……すぴぃ〜……」



























              ──ディーネが釣れた。



























           ( ……いや、せめて起きろよ )

























 灰夢はそっとディーネの頬を掴んで、

 グニグニと優しく伸ばしながら遊んでいた。


「──はっ!」

「……あ、起きた」

「……灰夢、さま?」

「……おう、おはよう」

「かかかかかか、かいかいかいかい灰夢さまっ!?」

「お、おい。落ち着け……」

「あわあわあわあわあわあわあわあわっ!」

「なんで、お前は起きると、いつもパニクるんだよ」


 慌てるディーネを、灰夢がなだめる。


「失礼しました、灰夢さま……」

「いや、まぁ、別にいいんだけどよ」


 落ち着いたディーネは、じーっと灰夢を見つめていた。


「灰夢さま、こんなところで何をしていらしたのですか?」

「……釣りだが?」

「わたしは、湖の底で寝ていたはずなのですが、何故ここに?」

「……釣れた」


 その言葉に、ディーネが言葉を失う。


「…………」

「…………」


 二人の間に、十秒ほどの沈黙が流れる。


「……本当に?」

「……あぁ」

「……そう、ですか」


 すると、不意に灰夢が立ち上がり、森に向かって歩き出した。


「悪いな、眠りの邪魔をして。俺は場所を変える」

「あっ、待ってくださいっ! 怒ってなどはいないのでっ!」

「だが、俺がここにいても、邪魔だろ?」

「そんなことはありません。むしろ、来ていただけて嬉しいですっ!」

「そ、そうか……」


 それを聞いて、灰夢が再びディーネの前に座る。


「灰夢さまは、どうして釣りをしていたのですか?」

「たまには一人の時間を過ごそうかと、趣味で来ただけだ」

「あぁ、なるほど……」

「ここは、自然が豊かで落ち着く。こういう時にはありがたいものだ」

「ふふっ……。そう言っていただけると、わたしも嬉しいです」


 ニコニコと微笑むディーネを見て、灰夢も小さく微笑む。


「ディーネは、趣味とかってあるのか?」

「……趣味ですか?」

「こういう自然の中に住んでるからこそ、何かあるのかなってよ」

「そうですねぇ……。ん〜、精霊観察とかでしょうか」

「いや、人間観察みたいに言うなよ」


「たまに影から見ていると、わたしの前では見せない顔が見れるのです」

「……それ、楽しいのか?」

「はい、楽しいですよ。友達の意外な一面を知れますからね」

「それ多分、本人は見られたくないと思ってるけどな」


 ディーネが顔を赤らめながら、ウジウジと指をくっつける。


「わたしはお話が苦手なので、少しでも皆さんとの距離を縮めたくて……」

「まぁ、お前なりに頑張ってるってことか」


 灰夢は呆れながらも、ディーネの頑張りを賞賛していた。


「あの、良かったら、一緒に行きませんか?」

「……どこに?」

「……精霊観察です」

「……俺もか?」

「はい。きっと新しい発見が見つかると思いますので……」


「…………」

「…………」


 灰夢が空を見上げながら、静かに考える。


「そうだな。暇だし、試しに乗ってみるとするか」

「やりましたっ! ではでは、一緒に向かいましょうっ!」

「実際のところ、どこに行くんだ?」

「そうですね。ますは、森エリアから行きましょうか」

「森エリアか、分かった……」


 灰夢は立ち上がると、ディーネと共に森エリアの方へと向かった。



 ☆☆☆



 森エリアに入ると、森の岩場に滝が流れている場所を見つけた。


「すげぇ絶景だなぁ、こんなところあったのか」

「最近出来ました。シルフィーさんの要望で、満月さまが作ってくださって……」

「なるほど、センスあるな」

「森の中にも川が通っているので、そのポンプの役割もしています」

「幻想的すぎて、たまに建物の中であることを忘れるよ」

「ふふっ、そうですね」


 ディーネは更に奥へと進み、茂みの中へと足を踏み入れる。


「ほら、灰夢さま。あちらをご覧下さい」

「……ん?」


 奥を見ると、シルフィーが一人、花とお話をしていた。


「フ、フッシーは、どのお花が好き……? ん〜、これも違うなぁ……」

「…………」


「いやいや、『 お前が一番だっ! 』なんて言い出したら偽物だよ〜っ!」

「…………」

「まぁ、ちょっと言われてみたいけど……」

「…………」

「嘘、本当に? 私ならいけるかな〜?」

「…………」


「えへへ、またデートに誘ってくれないかなぁ……」

「…………」

「そうなの。まだあれから『 フィーちゃん 』って呼んでくれないの……」

「…………」

「いや、私は諦めないよっ! 絶対に、また呼んでもらうんだからっ!」

「…………」




























     灰夢の耳には、花の声は聞こえないが、少なくとも、


          何か聞かない方が良かった会話を見た気がしていた。



























「なぁ、ディーネ。あれ、俺が見ちゃいけないやつじゃないか?」

「シルフィーさんはいつも、あぁやって会話の練習をしているのですよ」

「会話の練習って……。たまに思うんだが、お前らボッチ気質高くねぇか?」

「大丈夫です。あくまで、灰夢さまとの会話だけですから……」

「俺としては、むしろ、そっちの方が共感しにくいんだが……」


 灰夢が呆れながら、ディーネに横目で答える。


「何事にも一生懸命で、いつも一歩踏み出そうと努力してるんです」

「まぁ、そういう言い方をすれば、聞こえはいいんだけどよ」

「わたしたちといる時も、いつも先立ってまとめてくれるんですよ」

「確かに。お前ら四人の中じゃ、一番まともな気がするもんな」


 その言葉に、ディーネ不満そうな顔をしていた。


「灰夢さま。今、わたしのことを変な子呼ばわりしましたね〜?」

「少なくとも、シルフィーは釣りしても出てこねぇよ」

「ぷく〜っ!」

「なんだ、その怒り方。ほっぺがフグみてぇになってんぞ?」

「灰夢さまが、イジワルいうからですよぉ〜っ!」

「へいへい、悪かったよ……」


 頬を膨らませるディーネに、灰夢が小さく微笑みかける。


「で、でしたら……」

「……ん?」

「お、お詫びに……その、わたしも……あだ名で、呼んでくれませんか?」

「いや、なんでそうなる」

「今日だけっ! 今日だけでいいのでっ!」


 ディーネは両手を合わせながら、必死に懇願していた。


「ん〜、ディーネのあだ名かぁ。どう略していいのか分かんねぇなぁ……」

「なら、お……お姫様とかでも、いいですよ?」

「いや、それ……、もう、名前関係ねぇだろ」

「……ダメ、ですか?」


 うるうるとした瞳で、ディーネが灰夢を見つめる。


「…………」

「…………」


「考えておくから、少し時間をくれ……」

「えへへ、やりました……。お願いします、灰夢さま……」

「はぁ……」


 ディーネはニヤニヤしながら、移動する灰夢の後ろを歩いていった。



 ☆☆☆



 次に、二人は洞窟エリアを訪れ、茂みから覗くと、

 洞窟の前で、ノーミーがボールを蹴って遊んでいた。


「ハァーーーッ!! 行くデスよっ!!」



 <<< 皇帝ニンギョウ2号 >>>



「そして、それを止めるデスッ!!」



 <<< ゴーレム・ザ・ハンド >>>



「ふっふっふ……。やっぱり、守護王の守りは絶対デスねっ!」


 一人で遊ぶノーミーを、灰夢は冷めた目で見つめていた。


「なぁ、あいつは何してんだ?」

「なんでも、サッカー? ……とか言う、お遊びだそうです」

「あぁ、まぁ。それはわかるんだが……」

「あのサッカーは、何かおかしいのですか?」

「いや、だって、あの人形もゴーレムも、あいつが動かしてるんだろ?」

「まぁ、そうですね」

「敵も味方もあったもんじゃねぇな」


 ディーネがノーミーを見つめながら、小さく微笑む。


「ノーミーさんは、いつも新しい技を考えてるんです」

「まぁ、たまに俺に見せに来てるから、それはなんとなくは分かる」

「いつも『 見せに行ってくるデスっ! 』って、走っていってますからね」

「俺に見せて、何がそんなに楽しいんだろうな」

「会えるからじゃないですか? 灰夢さまに……」

「俺に会って、どうするんだよ」

「どうもしません。ただ、会える理由がある事が大切なのです」

「ゲームとかやりに来てるんだから、理由なんかいらねぇと思うけどな」


「ゲームは、みなさんとしておりますよね?」

「まぁ、他にもやりに来てるのはいるからな」

「きっとノーミーさんは、自分だけを見て欲しいんですよ」


「…………」

「…………」


 灰夢は少し笑いながら、遊んでいるノーミーを見つめていた。


「なるほどな。まぁ、厨二病らしいっちゃらしいか」

「今度、わたしにも何か教えてくださいね」

「俺から教わることなんて、たかが知れてるだろ」

「いえいえ、そんな事ありませんよ」

「だが、精霊術に適う力なんて、俺にはねぇぞ?」


 そう告げる灰夢に、ディーネがそっと笑顔を見せる。


「術でなくとも、灰夢さまには、多くのことを教えてもらってますよ」

「それは、お前らがキッカケを探してたからだ」

「……キッカケですか?」

「お前らが、自らそうなりたいと思わなきゃ、俺を見ても変わりはしない」

「……そうなのですか?」


「嫌いな事を学ぶやつは、そうそういないだろ?」

「あぁ、まぁ……。そう、ですね……」

「仲良くなったってのも、元を辿ればそういうことだ」

「みんな、気持ちは同じだったってことですか?」

「あぁ。なんだかんだ文句言いながらも、どっかで仲間を思ってたんだろ」


 ディーネが過去を思い返し、自分の気持ちを見つめ直す。


「ふふっ……。そう、かもしれませんね」

「さて、次行くか。……眠魚姫みんぎょひめさんよ」

「はいっ、灰夢さ……ま?」

「ほら、早くしねぇとおいてくぞ」

「ま、待ってください、灰夢さま〜っ!」


 ディーネはニヤケ顔を隠しながら、灰夢と共に火山エリアへと向った。



 ☆☆☆



 火山エリアでは、サラが風鈴姉妹と遊んでいた。


「えへへ〜、可愛いなぁ……」

「サラ、おねぇちゃん……嬉しそう、です……」

「サラちゃん、みんなの前と鈴音たちの前とだと、キャラが違うよね」

「アタシ、変なプライドが出ちゃって、なかなか素直になれないんだよね」

「でも、今の……サラ、おねぇちゃん……凄く、優しいです……」

「えへへ、ありがとう。あ〜も〜、風花ちゃんと鈴音ちゃんは可愛いなぁ……」

「いつもの強気な顔が欠片も残ってないよ。サラちゃん……」


 そんなデレデレする謎の人物を見て、灰夢は固まっていた。


「なぁ、ディーネ……」

「……はい?」

「誰だ、あいつは……」

「誰って、サラさんですよ?」

「あんなにデレデレしてるようなキャラだったか?」

「サラさん、可愛いものに目がないですからね」

「あれは、主に似たのか、プライド故なのか。気になるところだな」


「わたしたちにも見せてくれない、裏の一面です」

「あれを知ったなんて言ったら、骨の髄まで焼かれそうだな」

「ふふっ……。可愛いですよね、サラさん……」

「あれを、俺らの前でも出してたらな」


 ディーネがサラの横顔を見つめながら、小さく微笑む。


「サラさんはよく、あのお二人に、お悩み相談をしているんです」

「……風花と鈴音にか?」

「はい。二人が来ると真っ先に向かって行って、よく構ってもらってます」

「どっちだったっけか、五歳児って……」


 灰夢の中のサラのイメージが、どんどんと崩れていく。


「あのお二人だからこそ、話せることがあるみたいですよ」

「なにか、特別な理由でもあるのか?」

「ほら、あのお二人も火を使うじゃないですか」

「あぁ、狐火か。言われみりゃそうだな」

「火を扱う方にしか分からない悩みを、よくお二人としてます」


「例えば、どんなのだ?」

「ちょうど、今もしてますよ。ほら……」

「……ん?」


 ディーネに言われるがままに、灰夢は耳をすましていた。


「……で、結局サラちゃんは、ししょーに再戦申し込んだの?」

「いや、ちょっと……勇気が、出なくて……」

「風花たちが……ここに、来てから……ずっと、言ってます……」

「──グサッ!」


「一言『 頼もー! 』って言えば、ししょーなら受けてくれるよ?」

「だけど、火って熱いし、おにーさんも痛いだろうし……」

「でも、熱が入ると、そんなこと忘れてるよね?」

「まぁね。でも、やっぱ声掛けて逃げられたら、アタシ、心折れちゃう……」

「サラちゃん、意外とメンタル弱いよね」

「多分、おししょー……だから?」

「──ギクッ!」


「大丈夫だよ。ししょーなら、逃げたりしないよ?」

「だって〜、アタシの炎が怖いって、みんな言うんだも〜んっ!」

「こんなに、優しい……サラ、おねぇちゃんなら……きっと、大丈夫です……」

「……や、優しいかな?」

「ししょーも前に、『 大精霊も、中身は可愛い女の子だ 』って言ってたよっ!」

「……か、可愛いかな。えへへ……」

「熱い熱いっ! 何か頭から凄い炎が出てるよ、サラちゃんっ!」


 そんな話を聞いて、灰夢はサラの横顔を見つめていた。


「あいつ、そんなこと悩んでんのか」

「サラさんは、いつも自分のプライドと戦ってます」

「まぁ、あいつも変わろうと頑張ってるってことなんだろうな」

「はい。少しずつ、みんなに歩み寄ろうとしてるんだと思います」

「ふっ、よかったな。サラ……」

「……灰夢さま?」


 サラの嬉しそうな顔を見て、灰夢が静かに微笑む。


「いや、なんでもねぇ。今度、俺から誘ってやるか」

「ふふっ、灰夢さまは優しいですね」

「ディーネが連れてきてくれたおかげだ。俺は鈍いから、気が付かなかった」

「でも、気がつくと真っ直ぐに来てくれるところ、わたしは好きですよ」

「不器用なだけだ。褒められることでもねぇよ」

「えへへ、素直じゃないところも含めて、灰夢さまらしいです……」

「……ほっとけ」


 そういって、灰夢はディーネに笑って見せた。


「今日のことは、みんなには内緒ですからね?」

「わかってるよ。というか、言ったら俺が灰にされんだろ」

「灰夢さまは、それでも生きてそうですけどね」

「まぁ、否定はしねぇけど……」

「ふふっ……。本当に、おかしな方ですね。灰夢さまは……」


 クスクスと笑うディーネに、灰夢がそっと指を立てる。


「なら、今日のことは、二人だけの秘密だな」

「……二人だけの秘密、ですか?」

「あぁ……。秘密の共有は、んだと……」

「わたしと、灰夢さまだけの、秘密……へへっ、えへへ……」

「おい、すげぇ顔に出てんぞ。眠魚姫さんよ……」


 その瞬間、ディーネの声にサラが気がついた。



「──ッ!?」

「──ッ!?」



 サラの視界が捉える前に、灰夢はディーネを抱き寄せ、

 口を抑えながら、忍者の如く、茂みの裏の木陰に隠れる。


「んぐ、んぐんん……」

「しーっ、少し静かに……」

「──ッ!?」


 静かに身を潜める二人に、緊張が走る。


「どうしたの? サラちゃん……」

「いや、誰かいた気がして……。気のせいかな?」

「居たら、ダメ……ですか?」

「あ、あまりこういう姿を見られたくなくてね。あはは……」


「も〜、そういうこと言うから、みんなから怖いって言われるんだよっ!」

「サラ、おねぇちゃん……ビビりさん、です……」

「──グサグサッ!!」


 サラが四つん這いで、その場に倒れ込むように落ち込む。


「……あれ、サラちゃん?」

「……サラ、おねぇちゃん?」


 サラが戻ったのを確認して、灰夢はディーネを離した。


「ぷはぁ、はぁ、はぁ……」

「悪ぃ、バレると思ってつい、咄嗟とっさに……」



( 灰夢さまが、わたしを……ギュッて、ギュッて…… )



「……おい、大丈夫か?」

「だ、だだだだいじょうびゅでしゅ……」

「いや、全然大丈夫じゃねぇだろ」


 顔を真っ赤にして固まるディーネに、灰夢が呆れた視線を送る。


「バ、バレませんでしたか?」

「あぁ、一応な……。早いところ、湖まで帰るぞ……」

「え、えへへ。ちょ、ちょっと待ってくださいね」

「……どうした?」

「ビックリし過ぎて、腰が抜けちゃって……」

「ったく。お前らを大精霊と思えるのは、戦ってる時だけだな」

「えへへ……。みんな、普段はか弱い乙女ですから……」

「はぁ……。見つかると面倒だから、早いところ行くぞ……」

「……へっ?」


 灰夢がディーネをお姫様抱っこし、湖エリアへと向かう。


「……か、かかか、灰夢さま?」

「湖に戻るまでだ、我慢してくれ……」

「い、いえ……その、いいの……ですか?」

「今日だけは、お姫様なんだろ?」

「……灰夢さま」

「……なら、優しく扱わねぇとな」


 そういって、灰夢が唖然とするディーネに、小さく笑って見せる。

 すると、それを見たディーネが、照れ隠しをするように微笑んだ。



























   「 はい。えへへ……。灰夢さま、わたし、今、とても幸せです…… 」



























   湖エリアに戻るまでの間。ディーネは終始、灰夢に抱きつき、


        腕の中で幸せそうに笑みを浮かべながら、幸せを堪能していた。



























「さっきの腰の抜けたお姫様は、どこに行ったんだよ」

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