第21話 犯人は?
礼司)「今日は肉食系が集まったから
昨日採った亜竜のステーキですよ〜」
「「「「わ〜〜~~~い」」」」
「ぐうごーーーん」
礼司)「アレ?
誰か一人変な声の人が居ますね〜」
残念ながら
シルバは念話以外の会話が出来無いのです
ワイバーンの肉は本当に旨かった
特にサーロイン部の中に有る希少四種部位は
カエデが切り分け保存に回していたにも関わらず
他の格下の肉ですら特上に感じてしまった
ワイバーンの肉に拘る人達の気持ちが充分に分かる肉だった
少女)「そう云えば
あの子達に名前を付けた方が良いぞ
擦れば早く育つ
但し魔力を1万以上持って行かれるがな
じゃがレイジ様なら余裕じゃろ」
礼司)「早く育つ?
魔力を持って行かれる?
何それ?全然意味がわからない」
神眼)『名付け親の魔力を消費し
二倍以上の速さで成長が始まるのです
なので魔物に対し
安易に名付けを行わないないのです』
礼司)『なるほど
他の人達は魔力量が少ないと
神眼も言ってたもんな』
神眼)『普通に死ぬ人もいます
知らなかったでは済まなくなります』
礼司)「分かったよ少女
ところで少女の名前は何と云うの」
少女)「妾はハクじゃ!」
マル)「お姉ちゃんの名前はハクジャ!」
ミル)「はくじゃおねえちん」
ハク)「違う違う
妾はハクじゃ!」
マル)「ワラワワハクジャお姉ちゃん?」
ハク)「違う違うハクジャじゃ…
んっ?…」
マルミル「「んっ?」」
礼司)「プッ!」
ハク)「笑い事では無い!
困った!
どう言えば伝わるのじゃ?」
礼司)「お姉ちゃんの名前はハクだよ」
マルミル)「「ハクお姉ちゃん!!」」
ハク)「そうじゃ!
妾はハクじゃっ!」
礼司)「でっお母さん犬を
あんな目に合わせた犯人は?」
ハク)「たぶんじゃが
邪神の眷属のメガキングオークでは
無いかと?
ずる賢い奴で普段は魔界に住んでおる
たぶんフェルも出産前後を狙われたと思う
本来だとヤラれる訳が無い」
礼司)「何故メガキングオークだと?」
ハク)「臭いじゃ
3000年前に一度嗅いだ事が有る
フェルの洞窟付近に僅かな臭いが残っておった」
礼司)「なるほど理解した」
『神眼!明日からドローンゴーレムの監視強化をしてくれ
明日十倍複製するから』
神眼)『了解しました
たぶんメガキングオークは複数いるのでは無いかと思います』
礼司)『今回の生徒達が召喚された事と
繋がってる様な気がする
でっメガキングオークってどんな奴なの?
ハクは3000年も何故生きてるの?
3000年前にひとつの文明が滅びてるけど何か関係が有るの?』
神眼)『ではひとつずつ詳しく説明をして行きます』
※メガキングオークの諸元
身長約20メートル
戦闘力約1500以上
何でも食べる雑食性
状態が邪神の眷属時のみに発生
炎魔法が得意
肌は黒色化しているが肉はキングオークよりも美味い
※ハクの諸元
ハクは元々マナドラゴン目の白色ドラゴン種
魔法の扱いも得意で幻影魔法も使える
人型と竜型の身体を持つと云われている
竜時の身体の大きさを自由に設定出来る
推定5〜50メートル
戦闘力15000以上
状態 創造神の眷属
本来の寿命は約5000年
現在創造神の眷属になり約10000年
現在の年齢 約3000歳
※古代魔導帝国
30000年以上前に滅びたとされる
御伽噺の中に登場する幻の帝国
状態保存魔法が掛かった本が現在も残っているが本自体が解読されていないので
正しい学説では無いとされている
※新魔導文明国群
約3000年前に魔王軍に滅ぼされた文明
異界から訪れたアヤメ家が魔王軍を倒し
現在の文明が出来たと云われている
現在大陸の五割を占める北方圏はアヤメ家の領地とされている
但し北部温帯性〜亜寒帯性の気候が主流なので進出する国は殆ど無い
礼司)『チョ〜と待て待て
最後に出て来たアヤメ家って
俺の先祖とか言わないよね?』
神眼)『其処迄は私にも分かりません』
礼司)『そうか
大体の事は分かった
ともかく母犬を傷付けたメガキングオークを早く発見して倒してしまおう』
食事の後
ハクとシルバはマルルとミルルに風呂の入り方も教わって楽しんでいた
風呂も何と無く手狭になって来た様だ
新しい屋敷の風呂は
女湯と男湯に別けられ
規模も五倍以上の広さになり
北西の方から温泉を引っ張って来るので
大型の露天風呂も出来るらしい
勿論掛流しの湯だ
ハクにはパジャマを与え
シルバは全身ドライヤーだ
暖かい風を浴びて
本人は相当気持ちが良かったのか
うとうとし始めた
入浴後は腰に手を当て
フルーツ牛乳を全員で飲み
ドローンゴーレムが造った観光用DVDを全員で楽しんだ
ハク)「てれびとは
実に面白いモンじゃの〜う」
礼司)「確約は出来無いが
もう暫くすると
物語のDVDが手に入るかもな」
ハク)「ものがたり?」
礼司)「まあ簡単に云えば
動く絵本だな」
ハク)「何と無く
凄いモノの様な気がする………」
テレビ観賞後
歯磨きの仕方をハクに教え
シウバはモミジに頼んだ
礼司)「鑑定!
ん〜~~70点だな
もう少し上手に成らないとな
じゃっクリーンを掛けてやるから」
歯磨き講習会も終わり
いざ寝ようとしていたのだが
礼司)「何故お前達まで此処に居る?」
ハク)「寝るのは
ベットと決まっておろ〜う」
礼司)「二階の客室で寝ろ!」
ハク)「嫌じゃ!
皆んなと一緒に寝るのじゃっ!」
礼司)「あ~〜あっ
分かった分かった
分かったから泣くな」
結局全員で寝る事になった
俺のベットはバカでかい
然し少しずつ俺が専有する面積が減っている様な気がする
◇ステータス
名前・・・・レイジ アヤメ
年齢・・・・14歳
職業・・・・聖者
戦闘レベル・21500/無限(補正極)
魔力・・・・2150000/無限
◇創造神の加護(限界突破)
全治癒魔法能力・・5/EX
全神眼鑑定能力・・5/EX
時空間無限収納・・5/EX
全基礎魔法能力・・5/EX
全言語理解能力・・5/EX
◇使用可能基礎魔法能力(限界突破)
炎10/EX 緑10/EX
水10/EX 光10/EX
風10/EX 闇10/EX
土10/EX 無10/EX
◇使用可能魔法能力
念話能力
付与能力
錬金術
転移魔法(new開放)
重力魔法(new取得)
飛空能力(未開放)
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☆と♡沢山有難う御座います
これからも宜しくお願いしますm(_ _)m
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