第5話 平和の滝

「3・2・1・・・こんばんわ!!今回どこにいるかといいますと・・・札幌の平和の滝です!!」

またどや~な雰囲気を出す松本

二宮は続けて

「なぁ~後で水の音聞こえるし、なんか気味悪いところやな~」

と現場の状態をカメラの向こうに話しかける

「ここはですね、北海道でもトップ3に入る心霊スポットらしくて地元でかなり有名らしいです!昼間は風光明媚なところらしいんですが、ゆる・・・夜になると一変して幽霊の目撃情報が多発するところらしいです」

松本が言い終わると同時に

「おまえ、何気にかんだよな?」

「いえ、あの、かんでないかどうかでいうと・・・あのカットします!!」

「あかん!まんま使えや!」

二宮が笑う

「おまえだけずるいねん!いつもミスなかったことにして!!」

「ええ!えええ~!では・・・」

はなしを強引に続ける松本に

かおりん、こーへいの二人は微笑む

「ここはですね、滝の方と公衆トイレのほうに目撃談がありまして、滝の方は滝に見投げした女性の霊や落武者?もでるみたいです。トイレは個室で自殺した霊が立ってるとのことです!」

説明を終えて次の段取りをする

「あれか?また2手に別れるんか?」

二宮が質問する

それに

「はい!滝の方は私と二宮さんで!」

二宮にカメラが寄る

「そして、トイレはかおりんとこーへいくんで!!」

松本がいい終えるとカメラはかおりんにむき

「がんばります!!」

意気込みを語った

そこで一旦カメラを止め

2手に別れる準備をする

「では、みなさん気をつけていきましょう!!なにかあったらここに戻ってきてください!!」

掛け声をかけて別れた

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