第6話 最近よくある切磋琢磨系や感想を送り合う企画について。


 カクヨムコン6という事もあって読み合いの自主企画とか、切磋琢磨しようぜ!というお誘いの企画が盛り上がっています。自分はこういうの基本的に全スルーしてるんですが、興味はあるので一応覗いています。

 しかしまぁ、覗いていて何点か「うーん……」と思った事があるので、愚痴紛いのお話をします。今の自主企画についてツッコミたい点を突っ込むので、企画主側によく回る人からすると耳の痛い話かもしれません。

 これで★を確実投げる企画だったら、そもそもカクヨムの規約違反ですがね。


 まず一点目は「一行だけはレビューじゃなくない?」です。


 短く鋭い言葉をぶつけたら「やってやったぜ」感は出ますが、それって相手がショック受ける確率が高いからであって、レビュー……?っていう気がします。もちろん、厳しい言葉が全部駄目とは言いません。自分も「読み難い」とかは書きますし。

 でも一行だけでさらっと書くのは、自分がどこをどう感じたかが不正確なので、腕を磨きたいと願ってる人にとってはあんまり良い答えとは私なら思いません。ちゃんと読んだ?って気になります。


 で、二点目。「あれ……あなた、企画の条件破って参加した事あるのに、その切磋琢磨系のレビューやっちゃいます?」です。


 完全に愚痴なんですが私も企画立てるので、その時に「条件破ってしゃしゃり出て来た人」って分かるんですよ。一回や二回なら間違って参加しちゃった!とかならまだ分かるんですが(自分もたまに操作ミスでやらかしてる時があります。企画主の方、申し訳ございません)明らかにタブーやってる場合とか、何回もやってる人はさすがに名前を覚えます。

 その人が「読み合いで切磋琢磨しましょう」とか「お互いに腕磨きましょう」とか書いて企画立ててるの、たまーに見ますけど。


「オメー他人の企画の注意事項は数行も読めないくせに、他人の作品を読んでレビューなんて出来るんか?」


 なーんて思う訳ですよ。えぇ、愚痴ですね。口悪いかもしれませんがこういう悪目立ち系の人に遠慮はいらないだろうと思うので、あえてこう書いています。

 だからとは言いませんけど、切磋琢磨するのが悪いとも感想送り合うのが悪いとも言い切りませんが……相手は選んだ方がいいかと。

 ルール守らない人がちゃんと作品を読んでレビュー出来るのか、そもそも企画文の数行を読めない人に小説のアドバイス貰うくらいだったら、書店で小説本一冊買ってそこから面白さやつまらなさを分析した方が有意義だと思います。


 ワンポイントアドバイスするなら、そういう他人の都合を考えなかったり、反省をしなかったり、ルール破る人の小説は大体ゴリ押しを帳消しに出来るほどの面白さはないです。一ページ開いて「あ、これ読み進めるの無理」と断言できるくらいには読み難いし面白くないしギャグがつまんなかったりします。地の文がぐっちゃぐちゃだったりとか。

 つまり何が言いたいかっていうと「この人からアドバイス貰ってもなぁ……」って直感、意外と大事。もちろん、読者目線も必要なんですけどね。そこの匙加減は作者次第でしょう。人付き合いは人それぞれですが、自分にとって有意義な意見や時間をくれる人を見つけて頂きたいです。


 以上、息抜きと愚痴でした。それでは皆さん良い作家生活を。

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