第2話〜解説

解説役です。今回のお話は怖かったでしょうか?どちらにせよ、彼女はもう助かる事はないでしょうが。


まず最初に彼女はあのオジサンに狙われていました。だから、いつも彼女が通る時は居て、親密な関係になる為に親切にしていたのです。


彼女が狙われた動機ですが、夜遅くまで補習を受けていたという事は相当な馬鹿という事が分かります。馬鹿だからこそ、オジサンの悪意に満ちた優しい行動が、分からなかったのでしょう。


そして、オジサンはあらかじめこの事を計画しており不審者が出たら家に来なさい、と言いました。そして、彼女は見事に騙されました、可哀想に。


最後のオジサンのセリフで「リンゴは食べれるかい?道具は今持っているから…」とありました。それは最初に彼女と接触した際に持っていた包丁でしょう。これだけだと、まだオジサンが犯人とは分かりませんよね。


なら、何故彼女はオジサンが犯人と分かったのでしょうか?


それは、オジサンの服に付いていた泥の手形です。泥だけならまだしも手形となれば言い逃れは出来ません。


この後のオジサンは彼女の血で服が染まるでしょうね。



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真夜中の泥 坊主方央 @seka8810

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